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サービス・マネジメント―統合的アプローチ〈上〉
/ ピアソンエデュケーション / ピアソンエデュケーション / バート・ヴァン ローイ /
サービス・マネジメントにおける重要な話題を網羅した解説論文集
本書は,ベルギーのヴィレリック・ルーヴェン・ゲント経営大学院サービス・マネジメント・センターの関係者で執筆された解説論文集である.全3巻(上,中,下)から構成されるが,各章ごとに執筆者が異なり,それぞれ独立した解説記事になっているので,興味のある章を拾い読みすることもできる.また,各章の末には説明付きの参考文献リストが記載されており,たいへん便利である.
上巻では,「製造業のサービス事業戦略」,「サービスの価格設定」,「顧客満足と苦情処理」などそれぞれ興味深いテーマが取り上げられている.全3巻で重要な話題は網羅できているのではないだろうか.初心者向けの教科書というよりは,一歩踏み込んだ専門書であるが,専門家であれば本棚に置いておきたい本である.
[新版] MBAアカウンティング (MBAシリーズ)
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
どのような読者を対象に書いたのかがあいまい。
貸借対照表とは?といった基礎の基礎から始まって、財務会計・管理会計について幅広くカバーしてはいますが、どれも説明が不十分で、それぞれの項目を理解するには不十分だと感じます。ある程度分かっている人には、ROEなんていまさら説明されてもと思いますし、初学者には説明不足だと思います。
具体的な企業例をだして、説明している点はすばらしいのですが、それも消化不足な感じは否めません。
グロービスはロバート・C・ヒギンズのファイナンシャル・マネージメントを訳本として出しているので、そちらを薦めればよいのでは?というのが私の正直な意見です。こちらの本の方がそれぞれの項目に関してしっかり書かれてて、独学でじっくり勉強するのに向いています。
逆に、初歩の初歩を抑える場合は、細野さんの書かれている、会計のことが面白いほど分かる本のような本の方がいいのではないかと思いました。
浅く広く
アカウンティングに関して浅く広く説明されています。文章は分かり易く、必要最低限の知識が無理なく学習できます。表や図も見易く初学者に最適です。ただ、個人的にはキャッシュフローに関してもっと詳細な記述があった方がよいと思います。
初学者用です
MBAとタイトルにはありますが、高度な内容というわけではありません。
簿記などの知識があって、数字や指標の意味は知っていても
「さて、実際にそれらをどう考えどう捉えればいいのか!?」
という問題にぶち当たる方は多いと思います(最初は誰でもそうかもしれませんが)。
そのような方にお薦めの本です。
この本は具体的な企業の財務諸表を扱って、ケーススタディという感じで進んでいきます。
単元ごとに、登場人物とその抱える問題のストーリーを展開していくことで、読むほうも入り込みやすくなっています。
例)父の事業を継いだ若い経営者が、会社を立て直すために同じ業界の大手2社の財務諸表を比較して勉強していく
といった感じです。
数字や指標の意味といった基礎から始まり、実践的な応用までポイントが整理されています。
とても分かりやすく具体的且つ実践的ですので、自分も株式投資での企業分析をする際の勉強に大いに役立ちました。
最近経営や会計に興味が出てきた、という初学者の方にお薦めします。
はなかなか読みやすく、また、非常に解りやすく財務諸表が理解できるように紹介してある本
またま会社の勉強会のお話ですが、ビジネスの力をつけるために、やはり全体の会社の成績表、財務諸表読めるようになろう!ということで、アカウンティングについて、参考になる本を教えてもらいました。「MBAアカウンティング」はなかなか読みやすく、また、非常に解りやすく財務諸表が理解できるように紹介してある本です。
MBAというタイトルと内容の不釣合い
MBAアカウンティングとはいっても、高度な内容は含まれておらず、書いてある事項は、サラリーマン、いや社会人必須の知識の水準だと思います。
MBAと銘打っているにもかかわらず、財務会計と管理会計を一冊で紹介しようとする所にも無理があるような気がします。MBAではそれぞれ別個の科目として取り扱うのでしょうが・・・。バランスト・スコアカード、EVA、国際会計基準などのトピックが追加されておりますが、それぞれのトピックについてすでに素晴らしい参考書がある現在、「MBAアカウンティング」で解説されてもなにか付加価値があるとは思えません。MBAというタイトルと内容の不釣合いを感じます。内容と比べて高いです。
サービス・マネジメント
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / Karl Albrecht /
云うは易く行うは難し、顧客志向の処方箋
本書は、中核概念「顧客志向」に向けた戦略、ビジネス・システム、人的資源管理等、真の顧客志向のコンテンツ形成のあり方を説く、顧客志向経営、サービスマネジメントのバイブル的な書である。
CRMという技術が到来して以降、改めて顧客志向が喧伝されている。多くの企業では「顧客第一主義」を謳ってきた。しかし、それら企業が展開しているビジネス・システムやサービスパーソンの対応からは顧客志向を読み取ることは難しい。大宗の「顧客志向」がスローガンに止まっており、本腰を入れて取り組んでいる事例は少ない。本書では、数多の企業が実践できずにいる顧客志向を実現するための具体的な処方が提示されている。
顧客志向を実践できない第一の関門は、その言葉が過剰に情緒的に取り扱われ、具体的な戦略やアクションプランに結びつけ難いからだろう。本書は、豊富な事例を交えて、サービス・マネジメントのフレームワークや講ずべき手立てを体系的・統合的に提示する。「サービス・トライアングル」のフレームワークは概念体系の整理に役立ち、「サービス戦略」と単なるスローガンとの差異、「サービス・デリバリー・システム」の構築方法、顧客接点となるサービスパーソンの人的資源管理まで、多くの実ビジネス展開における課題解決策を提示する。
第二に、多くの企業が本気で取り組めずにいる理由は、それが短期的に効果をもたらす対症療法ではなため、企業業績に結実できるか否か、疑心を抱くからであろう。これに対して本書は、真のサービス・マネジメントが展開できれば確実に収益性は向上できると説く。優れたサービスはリピート・オーダーを喚起し、また、プレミアム価格は顧客ロイヤルティによって実現する。この論理展開は、ディズニーランドに何度も足を運び、予約を守らない歯医者からは遠退く、そんな我々個人の消費行動を振り返れば納得できるはずだ。
本当の意味でのサービス・マネジメントの形成には、遠い道のりを要する。しかし、それは競合企業とて同じであり、形成できた企業の優位性は堅固なものとなる。本書と併せて「顧客ロイヤルティのマネジメント」(ダイヤモンド社)は、その道程における大きなサポートとなるはずだ。
サービスこそが競争優位そのもの
1980年代後半に米国で大ベストセラーとなった本の改訂版。
サービス産業の方にはもちろんですが、他社製品との明確な差別化が難し
い製品を扱っている製造業の方にとくにおすすめです。
コアとなる物財によって提供されるベネフィットに他社との大きな違いを
見いだせないとき、サービスの品質や多様性が勝負の分かれ目となります。
結果して得られる品質はもちろん、結果を得る過程(プロセス)も重要な
品質であり、サービスこそが競争優位そのものであると、様々な事例を用
いながら説いています。
引用されている事例などが少々古い点は否めませんが、顧客の側からサー
ビスを再構築するその考え方はとても参考になりました。
顧客を知らなければサービスはできない
1988年に発売され、全米で50万部を売り上げたという『サービス・マネジメント革命』リニューアル版。訳のせいもあってか、すこし読みづらい印象も受けるが、内容としては、サービスという言葉の意味を再定義し、すべての企業はサービス企業であり、顧客志向でなくてはならないという観点から、有形無形の垣根を越えたサービス提供における、マネジメントの重要性を説いている。本書では、前者を「ありきたりのサービス」と呼びながらも、実際にはそれさえ実現できていない企業が驚くほど多いことを指摘すると同時に、後者のサービスをうまくマネジメントすることで、高い顧客ロイヤリティを獲得している優良企業についても紹介している。
当然ながら、サービスの基本は顧客志向である。顧客が必要としないサービスをいくら充実させたところで、それは顧客満足につながることもなければ、企業にとっての競争優位にもならない。本書では、優れたサービスを提供している企業が常に顧客の声に耳を傾けながら、真に顧客が必要とするサービスを提供していること、そして、それを持続的に行なうことで、他の企業に対する競争優位を獲得していることを紹介している。当たり前のことなのだが、顧客を知らなければサービスはできない。だが、ほとんどの企業にとってそれがむずかしく、そのため、本書の存在する価値はまだまだ大きいといえるだろう。
認知症高齢者を支えるケアマネジメント (居宅介護支援専門員のためのケアマネジメント入門 (2))
/ 瀬谷出版 / 瀬谷出版 /
待ってました!
すごくいい本ですよ。私は自分も買いましたが、人にもすすめまくっています。認知症の利用者がこれだけ増えているなか、こんなに実用的な内容をここまでコンパクトに使いやすく1冊にまとまった本が出てうれしいです。個人的には、春日武彦先生がお書きになったページがとても良かったです。知識や実務的な面で為になる内容であると同時に、読むと癒されます*^^* 気づかされることがたくさんありました。皆さん、実物を見てみてください(ネット書店なので立ち読みはできないんですけど…)。
次の改訂版に期待
認知症ケアが一昔前の内容。もう少し和田式やセンター方式を学ぶべきではないでしょうか。マネジメントもちょっと違和感を感じます。現場に即していないのでは??改訂版に期待します。
プロジェクトマネジメント プリンシプル - 変革の時代を生き抜くための人と組織の挑戦 [原書名:The Principles of Project Management]
/ アイテック / アイテック / プロジェクトマネジメント協会(PMI) /
PMBOKの理解に必須
本書はPMBOKを発行するPMIの編集によるものである。タイトルにプリンシプルとあるとおり、プロジェクトマネジメント体系の本質的な背景を知ることができる。論文集なので引用文献、参考文献が豊富にあるが(これも参考になる!)、プロジェクトマネジメントがこのような広範なものを扱っていることを知るべきだ。
例えば、プロジェクトマネージャーは心理学や統計学を公式に学ぶ必要があることなど、国内のプロジェクトマネージャー育成に関わる組織は、これらを参考にもっと取り組んで欲しいとおもった。
原書は1997年。10年経っているので星ひとつ減らしたが、プリシンプルは色あせていない。
プロジェクトマネジャー必読
要領よく纏められており、担当している実際のプロジェクトの構造的理解やチェックリストにすぐ使えます。このような本がアメリカでしか書かれないのは不思議です。やはり彼らは暗黙知を形式知化、コード化するのが得意なのでしょうか。
適応力のマネジメント―アダプティブ・エンタープライズ (Harvard business school press)
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / Stephan H. Heackel /
適応力のマネジメント
お客様満足度の向上を経営目標にしている企業が多いですが結局は自社製品を売り込むだけのお題目でしかないということがこの本でわかります。数字ばかりで経営を追っているといつしかお客様の声が聞こえなくなり自社の都合をお客様に押し付けるようになります。品質向上、コスト低減、納期改善も自社の効率化のためにあり、そのためにお客様の要求を無視する。PDCAは枠組みであってこの枠組みにどのような服を着せるかが経営なんだということです。適応力というのは経営手法を鵜呑みにして採用するのではなく、適応力をコントロールできるマインドに変えなければならないということを知りました。
マネジメントの考え方が、新鮮
「適応力」を「マネジメント」する、ってどうやるんだ??と思って読みました。「マネジメント」って、なるほどねぇ。というのが感想です。「マネジメント」というと、「PDCAサイクル」とか、「管理と統制」等を思い浮かべますが、この本のようなアプローチもあったのか、と新鮮でした。
ちょっと取っ付きにくい本ですが、頭の中で、構造的を整理しながら読むと、シンプルです。
経営者でなくても、「どうも、部下の動きがチグハグだ」とか「後輩に、どうやって仕事を任せりゃいいのか??」という、悩みを抱く人には、解決のヒントになると思います。
眼から鱗.、とはこのこと。多くの経営者に読んでほしい一冊
眼からうろこ、とはこのこと、斬新な新企業組織論に愕然とし一気に読破した。 ビジョナリー・カンパニー、コーポレート・ブランド経営、顧客主導型企業、知識創造企業などいろいろな企業戦略論があふれているが、これまでのいずれとも異なるアプローチが新鮮。硬直した日本の会社組織を考えたとき、この本が論じている理想との隔たりに絶望すら覚えるが、21世紀に競争力を回復するために新時代の多くの経営者に是非とも読んでほしい一冊。
参考にはなる
全体を俯瞰するまでにはいきませんでしたが、存在理由・統治原則・ネットワーク組織設計などのアプローチが参考になりました。
”儲かる仕組み”の厚みを増やす”適応力”のつけ方への新視点
表題から受ける印象とは一味違うものを感じた。
”適応力をつけること の本質は一体何なのか?”を徹底的に自問した結果まとまった一つの考え方と思われる。日本的な習慣や思考方法では気が付かなかった、”組織の存在理由”などという大命題からスタートしてかたくなに”なぜ”をくり返して行く。最終的な成果として ”市場の変化に対する適応力を秘めた仕事の仕組み”をまとめあげている。それを複数の事例、切り口でまとめてある。 著者が私企業人であるから、宣伝めいた部分も無きにしも非ずだが、多少偏っていても、実体験実事例からきた主張であり啓蒙を受ける部分が多い。意外と、こういった面が米国から学ぶべき事柄なのかもしれないが、日本で活用するにはこれに経営者の情熱・哲学を加えるべきでしょうか?
正社員時代の終焉-多様な働き手のマネジメント手法を求めて
/ 日経BP社 / 日経BP社 /
多様化する仕事観と雇用システム
本書でも触れられているように、日本の(戦後の)伝統的雇用システムは世界の中でもユニークである。その特徴をやや誇張して、「新卒・男性・正社員・日本人」を前提とした人事マネジメント体系と称している。しかし女性・中途採用・外国人・非正社員の比率が高まって来た昨今、これまでの人事マネジメント体系では対処しきれなくなって来ていることは明らかである。
そこで供給側(労働力)の多様性と需要側(仕事の内容)のニーズを科学的に分析し、どのようなマッチングが適切か、という問題に本書は答えようとしている。
即ち業務内容の企業特殊性が高いか低いか、戦略的価値が高い仕事かどうでないか、によって内部人材の育成によって対応するか、外部調達で賄うか等に分類している。
著者は人と組織の研究機関であるリクルートワークス研究所所長ということで様々な角度からの研究に基づいた記述には内容の深さを感じるが、題名から想像されるよりもやや専門的内容を含んでいる。従って使われる側の視点ではなく、企業の人事担当者や派遣社員や業務委託契約社員等多様な人材を使う立場の人、海外で現地社員を如何に活用するか、優秀な人材を会社に残すかに腐心している駐在員など、人材マネジメントに関する問題意識を感じている方にお奨めの本と言える。
緻密で斬新な分析、新時代には必読です
正社員という、神話のようなシステムの崩壊と
いう切り口から出発し、脱工業化社会のフリーエージェント
社会をも視野に入れて、分析、提言した名著ですね。
正社員偏重主義は歴史的にどのようにして醸成されてきたのか?
そのメリットは何だったのか?新時代環境にそぐわない今、
非正社員を含む、多様なレイバー形態のマネジメントとは?
幅広く、経営戦略論、競争戦略論にまで踏み込んだ、斬新な
分析、人材ポートフォリオ論の考察は、寒気がするほどです。
本書で分析されているような、経営資源、企業戦略論と、
人材ポートフォリオ、HRアーキテクチャと人材育成論など
を知らないで、今の時代のキャリアデザインを行うことは
誤った道に進みかねないと思うと、本書が担うさらなる重要性は
言い尽くせません。
単線的なキャリアが崩壊した今、万人にお奨めします。
信頼の印として仕事を頼んでも…
「君にこれを任せるから!」と部下に仕事を頼んだとしよう。
「信頼してもらった、よし、頑張るぞ」と思うか、「アレレ、勘弁してよ、それ俺の仕事じゃないよ!」と思うか。多くの場合、仕事の“やりがいの余地(裁量)”=その業務の多少の“あいまいさ”だろうから、依頼された人の立場と背景によって反応が異なるのは明らかだ。しかし、命じる側の多くの正社員サラリーマンは、自分の唯一、正しい仕事観が共有できるはずだと微塵も疑っていない。そこにお互いの不幸の始まりがあると、本書は説いているような気がする。
いったい誰が読んでいるのか
フリーターや細切れ仕事をやらざるを得ない不安定な労働者(非正規労働者)を相手にそれこそ多様な広告雑誌を展開している企業の研究所がご大層にもこういうもっともらしいビジネス書をだしている。
前書きはじめ学者風な物言いは、いったい誰に向けて書かれているのか。経済系や社会学系の学問しか経ていない(学科を出ただけか)最近流行の学者口調で、正社員終焉時代の到来は「よくも悪くも現実であって、もう後戻りできない」と述べられているのを見ると、真に片腹痛くなる。そういう現実とやらを扇動して、嘘でも盛り上げることで「○○ワーク」とか何とか言う広告雑誌の商売を有利に持っていこうと言うマーケティングではないですか、所詮。
多様な働き方とはようも言ってくれた、単に企業側にとっての多様な雇用形態ではないか。景気が一部でよくなっていることの影響でもあるのか、正社員採用も増加しつつあるようだ。多様な雇用形態を許さず、多様な生活を確立すべく学者や経営者や労働者は頑張るべし。
パート・派遣活用のための初の具体論
ここまで、アルバイト、派遣社員の使い方を、具体的に語った本はなかっただろうと思う(使われる側が多少カチンとくるであろう分析まで含めて)。お急ぎの方は、具体論のある4,5,6章を先に読むといい。最後の章で、雇用側とパートがともにハッピーになれる道を探っているが、できうれば、非正社員の企業横断的なスキル・アップの仕組み、それに連動させた賃金上昇制度づくりにまで踏み込んでほしかった。
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