マネジメントの本・書籍
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マネジメント
マネジメント改革の工程表
/ 中経出版 / 中経出版 /
大企業病と改善のメカニズムがわかる
冒頭に、
「本書はTOC(制約理論)のプロジェクトマネジメント理論である
クリティカルチェーン(CCPM)をベースとしている」
「この本ではむずかしい専門用語を使うことは極力避けている」
と書かれており、TOCやCCPMを全く知らない私でも面白く読めた。
CCPMを体系的に理解するための本ではないため、
読後もCCPMやTOCが何なのかは全くわからないが、
「本書の方法は決して新しいものではない。
日本人の暗黙知の中では永年実践され、
そして経験として先達から伝えられてきたものですでに存在していた知恵である。
それをTOCの理論を使って、すぐれた暗黙知を形式知化して説明したに過ぎない。」
と紹介されている通り、現場の人間として参考になる点が多かった。
改革を実現するためのメカニズムをいかに工程表の中に埋め込むか、
そのHOWについて、例えば以下のような内容が書かれている。
・個別のバッファを削減し、厳しい納期でタスクを設定する
⇒個人の成長。納期達成のための工夫の動機づけになる
⇒報・連・相の活性化になる
⇒進捗がより見えやすくなり、先手管理(何日でできるか)・リスク予測(問題があるとしたら何か)が可能
・削減した個別のバッファは全体のバッファとし、チーム内で共有する
⇒チーム内に助け合い・ゆとりの精神が生まれる
・ODSCを議論・設定し、全体のベクトルを合わせる
⇒ODSC=Objectives(目的), Deliverables(成果物), Success Criteria(成功基準)
・ODSCのための工程表を逆算でつくる
「マネジメント改革」を進めるための、
個人のモチベーションを向上させる工夫や、組織全体を巻き込んでいく手段といった、
実践的なケース、いわばHOWのためのHOWの部分についての記述が薄いが、
改革のイメージづくりは本書で十分にできる。
逆にそこまで書いてないからこそ、わかりやすい本になっているとも言える。
マネジメント改善に悩む方で、CCPMについてあまりよく知らない方に特にお勧めしたい一冊。
良本
網羅的なプロジェクトマネジメントではなく、
成功させるための必要なポイントだけに絞り込んだ良本です。
実際のプロジェクトでは、網羅的な管理ではなく、
ポイントを絞った効率的な管理をするためのツボを抑えることが重要です。
その点で、内容、コラムともに大変有益な本です。
人間中心の日本的CCPMの書
シンプルすぎて、こんなに簡単でいいの?と思うくらい分かりやすい実践の書でありながら、経営の本質、ひいては人間の本質を突いている本です。
昨今、モチベーションの低下やコミュニケーションの希薄化など、組織におけるひとの『こころ』に関心が集まっていますが、CCPMという圧倒的な成果をあげる仕組みが、モチベーションの向上や質の高いコミュニケーションの増加、さらには人材の育成をも促すという視点に新鮮さと、大いなる可能性を感じました。
仕事で『サバ』読むのは、ひとには責任感があるから、相手をがっかりさせたくないからという着眼と、それを踏まえた上で、個別ではなく全体でサバを読むという発想は、まさに「コロンブスの卵」でした。
このような発想が随所に見られ、読んでいくうちに元気と勇気が湧いてくる本です。
CCPMの解説本としては非常に分かりやすい
CCPM(クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)の解説本としては、非常に分かりやすい部類に入ると思います。
「なんとなくクリティカルチェーンの考え方は分かるが、実際にはどうなの?」という方にはオススメかと思います。
また、「サバよみ虫」など、独特かつ日本の風土にあった面白い表現、直感的に分かりやすいイラストなど、随所に工夫がこらされています。
実践ベースの説明がなされているので、読んでみて納得するところも多いです。
あとは自分自身で体験してみるだけ?
TOCをやさしく書いた本です
TOCをかなりわかりやすく書いた本です。サバを読むことを逆手に取ったプロジェクトマネジメントに関しての知識が得られます。
個人的には要因分析図やプロジェクトマネジメントの実際の管理方法などの知識がもっと得られれば、という不満が残ります。
パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学
/ 米田出版 / 米田出版 /
実践論と学術論を繋ぐ入門書
大学での講義メモや、書評。さらにはビジネス関連書としても紹介されていて、気になっていたが、ようやく入手。あっという間に読み終えた。
印象はまさに入門書。読み手によっては実践論と学術論の混在バランスに違和感を持つケースもあるやも知れない。
幸運にもマッチしたのか、私の場合は、むしろすんなり読むことができた。
ただやはり、学術書(構築された理論を俯瞰するという意)としては、弱いのかな・・・という感触も事実である。
が、入門書とは、こういうものなんだろうとも思う。
とにかく、あるある・・・みたいなケース(時にそうでもないのも内包されてるが)を軸にして、わかりやすく解説する構成は、
まさに講義テキストに採用されるに相応しい内容であり、
また、「個人攻撃の罠」や「ABC分析」といった概念も簡潔で明快である。
さらに、
「企業におけるマネジメントで重要なことは、派生の原理をうまく使って、仕事に関連した刺激や条件が好子になるような環境を構築することである。」
「文系でも理系でも、熟達するためには体育会的な練習が大切であることを、行動分析学の研究は示している。」
「セルフマネジメントに大切なことは、パフォーマンスの記録をとり、ABC分析を行い、標的行動を強化する行動随伴性を探し続けることである。」
といった、実践論的な至言・提言もほどよく配置されており、ビジネス書としての側面でも、私には読後の満足感を得ることができた。
とにかく読みやすいです
行動分析学の入門書としてはなかなかいいと思います。
行動分析をどのように実践したらよいのか
この本は、社会人であれば経験したことのある実例が「行動分析」の眼で書かれています。
死人テストは、新入社員に使ってみると面白いでしょう。
先ずは経営者層、管理職についている方々が読む本です。
読んで損はしませんよ。
費用対効果はバッチリです。
かなり読みやすい 難は値段くらいか
読みやすい。
よく米国のビジネス本にあるフィクションのノウハウ本の形式をとっていて、すっと読み進められる。
要点を押さえて抜き書きがしてあり理解を確かめながら読み進められる。章末の問題も理解を助ける。巻末に解答も添えてあり助かる。
150ページくらいの本で、あまり学術的ではないのに、2000円近い値段が少しつらいか。
少し古い本ではあり、最近の安易で気を引く題名の見掛け倒しの本が多い中で、真正直な題名が好感を与える。
ずばり!分かり易さはぴか一です
心理学の本を探し始めたときにこの本と出会いました。
書店にはなかったのでアマゾンから購入したのですが、
その際、読者レビューの評価があまりに高かったので
どれどれってな感じで注文したら、大当たりですよこの本。
これから行動分析学に入っていこうと思う人には
これ以上はないほど、分かりやすい用語説明と
オムニバスのようなストーリー仕立てで
ぐんぐん読めて行動分析学へのさらなる興味を
かき立ててくれる一冊です
マネジメント 上
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
ビジネスマンのバイブル!!
ドラッカー教授の著書は全て素晴らしいのですが(金言集を除く)、「現代の経営」と並んで最高傑作であると共に、全てのビジネスマンにとってのバイブルでもあると思います。
あのコンサルタント嫌いで有名な(M・ポーターなどに対して厳しい批判をしていいます)J・ウェルチが「経営の神様」と評したように、ドラッカー教授の残した業績に対しては、今さら私などが語るべき言葉を持ちません。
ただ、私から言えることは、この偉大なバイブルは上下巻で1000ページを越える大作のため敷居が高く感じられるかも知れませんが、全ページを最初から読まなくても良いということです。
ここでのマネジメントは広義のマネジメント(経営管理)ですので、現在の読者の立場・役割に応じて、まず興味のある章から読まれてはいかがでしょうか。
敷居が高いという理由でこの名著に接することがないというのは、あまりに惜しいと思います。
P.F.ドラッカーによる経営学大著
上下あわせると1000ページ近い、P.F.ドラッカーによる大著です。必読。(なぜかカタログでは著者名が表示されていません。これじゃあ売れるものも売れないよねー)
メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
自分が変わればすべてが変わる
第2期夢実践会に参加しています。
懇談会の席で1期生の方に
「福島さんってどんな人なの?」
と聞いたら
「例えるなら、戦場で上官が『突撃〜っ!』って言って部下を突撃させるじゃない。
福島さんの場合『俺について来いっ!行くぞっ!』って自ら先頭で突撃する人だよ。」
と教えてくれました。
そして、福島さんと接していると、この本に書いてあることを実践しているのです。
言葉なら誰でも言える。実践できている人って少ないのが実情です。
言動一致の生きる見本となる人に久々に出会えました。
そして「自分が変わればすべてが変わる」という言葉を本書と共にいただきました。
ただただ感謝です。
福島さんの“やり方”は、当たり前だと思う人もいるでしょう。
福島さんは、当たり前を本気で“実践”しているのです。
そのことが本書から伝わってくるのです。
読書後、講演会などに参加することをオススメします。
本書に書かれている本当の意味がわかります。
メンターへの道のりは、本気であるかどうか試されるイバラの道かもしれません。
それでも歩いてみようじゃないか!と勇気をいただけました。
そんな1冊です。
〜人材育成の問題をさらに掘り下げて〜
我が振り直してから、人の振りも直してもらいましょうという本。
よくある「人材育成ハウツー本」とは、違います。 経営者や管理職には耳が痛いような話が前半続きます。 そのイバラの100ページを耐えて耐えて耐え抜くと、ようやく自立型人材の育成のための三大行動基準を教えてもらえます。
全体にとても心に響く内容で、何度も読み直したいと思いますし、ウチの管理職にも薦めたい1冊です。
特に、ぐっときたフレーズは、「変化するマネジメントスタイル 〜労働者から共創者へ〜」。
読む前と読んだ後
読む前はどうせくだらない内容なんだと馬鹿にしていました。
しかし、読んだ後は本当にいい本です。
読み始めと読み終わりの印象がこれほど違う本もなかなかありません。
「相手に何かを伝えようとする時、何を話すかという内容よりも、相手からどう思われているかのほうが問題なのです。正しいことが、伝わるとは限りません。誰が伝えるかで、伝わるかどうかが決まるものなのです」
とにかく、部下の「見本」になって、部下からの「信頼」を得て、部下を「支援」し続ける。
何か問題が見つかれば、部下のせいにせず、自分の立ち振る舞いを振り返って反省することができれば、最強のメンターになることができます。
読みすすめていくうちに、自分に対して深く反省しました。
見本になることの大切さ
メンター=支援者と既定し
そのメンターとメンティーとの間で
人を育てていくことについて書かれています。
「人は自分の力で成長しようとしない限り、成長することはできない。」
素敵な一言ですね。
そういう人には見本とならなければいけないんですよね。
というよりも、この本全体を通していえることは、
自分がきちんと見本として成長している姿を見せることの大切さですね。
「つまり得るものを変えるためには、まず与えるものを変えれば良い。
他人を変えたければ、自分を変えれば良い。人を育てたければ、自分が育つ姿を見せることである。」
この巻頭の言葉を心に刻んでコーチしていきたいな。
本気で「自分を変えよう!」と思わせてくれる
「メンター」とは何か、という説明から本書は始まっています。
メンターとは、「他人をやる気にさせる究極のリーダー」であり、「他人を本気にさせ、どんな困難や問題に対しても挑んでいく勇気を与える」人のことです。
本書では、企業の経営手法の一つとしてメンターによるマネジメントを解説していますが、最初の数ページを読んだだけで、単なるノウハウ本でないことが分ります。
「はじめにまず上司が常に正しく、部下が常に未熟である、という意識
を捨てなければならない」
「人間と人間の関係においては、単なる手法になってしまったものは、
もう相手には伝わらない」
「人材育成の問題は、人間関係の根本的な原則から考えれば、とても簡
単に解決できる問題です」
「その原則とは『他人を変えたければ、自分を変えれば良い』というこ
とです」
そうです。メンタリングとは、生き方の姿勢なのです。
「究極の」というだけあって、メンタリングは3つの行動基準しかありません。「見本」「信頼」「支援」です。
とてもシンプルに見えますが、それぞれ、生き方の根本に関わる姿勢を変革させる手法ですので、とても厳しい内容です。
ここまで書いてみて気づきましたが、短く要約してしまうと、本書の核心が伝わりません。
「自分を変える」なんていう簡単そうで不可能そうなことを「やってみよう!」という気持ちにさせるのが本書の核心です。「他人をやる気にさせる究極のリーダーシップ」を本気で身につけるためには、実際に本書を手にとって、著者と対話してみるしかありません。これ以上の内容紹介はやめておきましょう。
メンターの道は険しいですが、たくさんの生きがいに出会える道です。
しばらく、この本を座右に置いておこうと思いました。
「先読み力」で人を動かす ~リーダーのためのプロアクティブ・マネジメント~
/ 日本実業出版社 / 日本実業出版社 /
個人ベースの日程・タスク管理をチームに拡張
前半は、個人のスケジュール・タスク管理について述べられている。
長めの計画から日々のスケジュールに落とし込んでいくという、
セオリー通りの展開で分かりやすい。
が、知っていることばかりで新鮮味はない。
後半は、個人ベースの管理手法を、数人のチームに拡張していく。
優秀なプロマネである著者の日程管理手法を、
そのままメンバに適用したのでは、能力不足でついてこれない。
「やさしく」「相手は小学生だと思って」、
懇切丁寧に教え導くことを、強く述べている。
やっぱりそうなんだよね...
私はそんなに忍耐強くないので、毎日メンバ入換えの心の声と戦っている。
先読みの思想は良いと思いますが
先読みとは何か、どう考えればよいかなどはうなづける部分も多い。
私としては、著者なりの考え方を全編にわたってぶつけてくれていればかなりよい本だったのではないかと思うが、実際にどのようにスケジュールするかや、その書き方などには意味を感じない。正直ページ稼ぎに見えてしまう。非常に残念です。
忘れがちな基本
ビジネスの基本であるにもかかわらず、日常の忙しさにかまけて、ついついスケジュール
を書かなかったりすることがありました。自分なりに、工夫して、予定と実績をつけて
いましたが、この本を見て、「そうそう!こういうのが知りたかった!」と、うれしく
なりました。もっと成果が出るやり方が載っていたからです。
概論だけ触れて、やり方、解決方法は自分で考えようね、という本は山ほどあります。
確かにそういう本も役には立つのですが、具体的なやり方があると、もっとありがたい
のだけれど..と思うことがたびたびあったので、ここまで細かく教えてくれちゃって、
本当にいいの?と思いました。
自分がハンドリングできる範囲が確実に広くなる、そんな本でした。
先読み力とは「多めにやること」
人にものを頼まれたら、「多め多めにやっておくこと」を意識すれば喜ばれ、信頼されるということが書かれています。
あとは、どんな仕事もPDCAのうち最初のPが大切だということ。
そして、記憶ではなく記録していくこと。
当たり前のことなのですが、継続できる著者は普通の人ではないと感心しました。
所謂「できる人の仕事術」系
プロアクティブとリアクティブという対比でまとめてあり、
プロアクティブな取り組み=先読みした取り組みを行うことにより
様々なタスクやプロジェクトを円滑に、効率的に進めていくための手法を解説してくれています。
が、「リーダーのための」と銘打たれてはいるものの、
どちらかというと所謂「できる人の仕事術」の色合いが濃く、
リーダーに焦点を絞った内容になりきれていない点が惜しいです。
勿論、見方によっては対象が広がるという意味でプラス材料ではあるのですが。。。
ただ、本書は実際に筆者が使用しているプロアクティブ・マネジメントのツールとして
タイムマネジメントの具体例とフォーマットを提供してくれていますので
この手の類書で今ひとつとっかかりをつかめていなかった人などは実践の域に入りやすくなっていると思います。
はじめての課長の教科書
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / ディスカヴァー・トゥエンティワン /
中間管理職(課長・係長)になったときにサッと読む本
一読後、「課長ではなく、係長レベルだな」と思いました。
=======
・ 部下の失敗は、経営陣に報告しない。
・ 予算立案では、コストは多めに、売上は少なめに見積もる。
・ できるかぎり、すべての部下に高い評価を与える。
・ 課長は、部下の「成果」ではなく「モティベーション」を管理する。
・ できない社員にこそ時間をかけ、できる仕事を探してやらせるべきだ。
=======
当たり前の話で、今さら教えられるような話じゃない。
「えっ!」って思うような未熟な中間管理職は読むべし。
しかし、これを「えっ!」って思うような中間管理職は、
課長ではなく係長とか主任レベルだと思うのですが・・・
そういった意味では、タイトルに誤解が生じます。
部下を一人でももったら、この程度のことは理解して欲しいという、
基本中の基本が書かれている、社員研修のファーストステップの書。
そういった意味では悪い本ではありません。
ミドル・アップアンドダウンを担う課長になれるか?!
ビジネス・コーナーで、中間管理職向けの本を探すと、確かになかなか見つからない。見つかっても、自己啓発系の心構えを説いたものや、欧米のコンサルタント本の引き写しのリーダーシップ論などが多い。その中で、異色を放つ本「教科書」。目の付けどころがうまいです。
本書では、企業の実務の中核を担う中間管理職「課長」になるために必要なスキルや心構えについて、精神論でなく、実戦的・戦略的に論じているところが素晴らしいです。清濁併せ呑むというか、浮世離れしていないところがよいと思います。
課長は、経営トップと違い、高潔な理想論を語ればよいのではなく、また、一般従業員のように、ルーティンをこなせばよいだけでもない。現場に精通しつつ、部下のやる気を高め、問題を事前に防止し、理不尽なルールへの対応や社内政治も要領よく乗り切っていく。理想論だけでない、実践論が本書の魅力です。
問題社員への対処、部下の離職やメンタルヘルス問題、海外駐在の問題など、ケースとその対処法が明確に示されているので、非常にわかりやすく実践的と思います。
将来、自分が課長になる際にも大いに参考にさせていただきたいと思います。課長というものの役割が体系だって整理されている本書を読んでおくだけでも、ずいぶん気が楽になること間違いなしです。
日本の課長さんにオススメ!!
ミドルアップダウン型の会社での課長の振舞い方について書いてある本で、理論自体はそこそこ新しめです。それよりも、まとめ方がとてもわかりやすくて、すっと理解が出来ます。あと、欧米からの理論をそのまま書く本が多いですが、この本は日本型に当てはめて書いてくれているので、自分の職場を想定しながらでも読みやすいです。
課長になったけど、今までと何が変わるのかがよくわからないときに、何か答えを見つけられると思います。
役職なしでも面白い
マネジメント理論の実践編みたいなものでしょうか。
社内政治における振る舞い方、コーチング含めた部下の扱い方、
部長へのキャリアパスの繋ぎ方、どれも読み応えありました。
課長さんに限らず、自分のように悶々としていた役職なしの
人にも一読お勧めします。視野が少し開けるかもしれません。
ちょっと心が痛むのが、辞めると言い出した部下への対応方法
の項でしたが(ごめんなさい、某課長。。)
情が大切
特に人事評価に不満を持ってた私は、これこそ評価者が読むべきものと思いました。
組織行動のマネジメント―入門から実践へ
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / 髙木 晴夫 /
都市部出身者は、いろいろとやることが多いので、単純な職務に満足する者が多いらしい。
高木先生の監訳者あとがきまで、全422ページ。ポイントが大きく、良い紙を用いた、読みやすい「組織行動学」のテキスト。訳注図も挿入して言葉が見えるよう気を遣ってある。
著者が何度か触れているように、私たちは、アメリカ人を対象にアメリカという文化や歴史という背景の中でアメリカ人が考えた組織行動学というコンセプトは、私たちの国にも同じようなことがいえるのかという点を自問しながら学ぶことが大事だ。同じ理論の適用や正当性が得られないとすれば、なぜなのかを考えるのが、私たちの役目である。教科書というのは、基本を顧みながら学べるものをいう。
第1章(組織行動学とは何か)と第14章(テクノロジーと職務設計)で、TQMとリエンジニアリングについて触れている。これは、組織行動学としてどのような意味があるのかを考えてみることを喚起するレビューだと述べている。TQMというのは、馬と人参のようなものかも知れぬが、終わりがない。目標を遂げる瞬間に目標を探して立てるのである。良いというだけでは不十分である。TQMはボトムアップ型を基盤とするので、計画や実行の両方において参加型意思決定(p.317)という従業員関与プログラムを手段として用いる。
組織変革というのは、トム・ピーターズが言ったそうだが、「壊れていなかったら、直すべきではない」は通用しない、「壊れていなかったら、点検が十分ではない。とにかく修理しろ」(p.396)という点に、含意を私たちは読み取りたい。というのは、リエンジニアリングは経営者が始めるものであり、自律性とか民主的とかを求められないからだ。
目次、部章まで。各章ごと「本章で学ぶこと」あり。索引、ざっとした項目のみあり。参考文献、原著のままだろうが、あり。ひもなし。
組織行動論入門
主にミクロ組織論と呼ばれる領域について書かれたテキストです。
組織論の基本書というと理論の羅列ばかりであまり面白みを感じない方が多いかと思います。確かに本書も基本的には理論の紹介ですが、読者の方を向きながら説明しているように感じ好感が持てました。翻訳も特に問題なく読みやすいと思います。本書に書かれているフレームワークを利用して身近な事例を分析してみるといいのではないでしょうか。学生からビジネスマンにまで薦められる良書と思います。
問題意識のある人には宝石箱
企業の組織をいかに構築し、そこで働く人のモチベーションをいかに向上して組織としての生産性を高めて企業競争力の強化につなげるかという組織マネジメントの問題についての本は、成功事例をもとにした軽い読み物風のビジネス書が多くを占めますが、対極的に理論面から展開した本は非常に少なく、本書はその中でもかなり本格的に系統的にまとめられており、実践のための裏付けを行うという点では非常に有益だと思います。モチベーション、コミュニケーション、リーダーシップなど各テーマについて、社会学や心理学などの基礎学問を応用して確立された理論を中心に解説しており、特に自分の属する組織に対して問題意識のある人は示唆に富んだポイントをいくつも見つけることができるでしょう。
ただし理論を無機質に説いている教科書的な本であることと、日本語が若干こなれていない訳本ということもあって、読んでいて退屈感は否めません。問題意識のない人が読んでも眠くなるだけでしょう。
実践に
~組織行動の本は、理論モデルと過去の古い事例のモデルの上辺だけをなぞった本が多いですが、実践的な言及が多く、例えば、評価の仕方、会議の進め方などにおいて、形式、思考選択回路、同僚/上司などそれぞれの立場の説明が詳細にあったり、最も卑近な例でいうと、昼食を何時にとるかというようなことも書かれていたりして興味深いです。管理者として何かを~~すすめなくてはいけない人に、考えるヒントになり、提案時の裏付け用参考書としても使えるかもしれません。~
組織行動論の入門書として
組織行動論を学習する際、最初に読む本としてはとてもよい本だと思います。翻訳もこなれていて、非常に読みやすいと感じました。しかし、紙数の関係もあり、サラっとしか触れられていない論点、触れられていない重要論点もかなりあります。この本を足がかりとして更に洋書の文献や論文にあたると、より理解が深まると思います。
感じるマネジメント
/ 英治出版 / 英治出版 /
ビジョンをつくり浸透していくプロセスとして理想
ビジョンという見えないものを見えるようにしていくプロセスを感じるには
余白が大事だとこの本を読んでわかりました。
ビジョンを作りたい、そのプロセスを知りたいと思っている人に勧めます。
昨今、企業の組織はいろんな雇用形態の人で構成され、同じ価値観というものを生み出しにくくなっていると思う。
そんな中でもその存続意義は付加価値(満足度)の高いサービスや商品を生み出しつづけていくことにある。
この状況下で組織の構成員が何をなすべきなのか、何をすれば貢献できているのかを「憧憬できる」形で共有することはとても効果が高い
というのをまさに実践して(実際に数年前に組織ビジョンをつくって浸透のための運用もしてみて)感じています。
ビジョンには物語りが大事というようなノウハウも詰まっている本です。
自画自賛
当事者が書くとすれば、こういう内容にしかできないのだろう。
そしてこうした本に素直に感動し「では私も」という人の多くは自分が「大統領の演説」をしていることに気がつかないのだろう。
こうした努力を真摯に行い、そしてその結果を真正面から受け止めることができれば、本当の意味で組織が変わっていくのかもしれない。それができるということは自分たちの姿を「客観的に見つめなおす」ということだ。たいていの人間と(少なくとも現在は)成功している組織にはそれはとても難しいことだ。
経営理念をつくる際の必読文献!
本書は、経営理念のつくり方・浸透のさせ方を、探求と思索のストーリー形式で、読者に非常に上手く考えさせ、教えてくれる新鮮な本である。
経営理念のつくり方に関する本は少なくないが、経営理念の役割や実例を縷々説明するものが大半である。
もちろん、それらの本にも良さはあるが、この本を読むと、肝心の部分がすっぽり抜け落ちていたことに気づかされる。
それは、経営理念は、上から与えるものではなく、社員一人ひとりが人として持っている心の琴線を掘り起こすことなのだと。
今後、経営理念やビジョンを考える際の必読文献の一つになると思われる。
つながりが生み出す力、 つながりを生み出す力
まず、本のつくりについての感想ですが、
非常に読みやすく、丁寧な語り口で、
その時々の情景が温かみをもって伝わってくる文章・構造になっています。
特徴的なのが、余白の多さ。
一緒に考える余裕をあたえてくれるので、
常に自分との”つながり”を考えながら
読ませる仕掛けになっています。
企業理念の浸透は、どの企業でも
いま非常に重要な関心事。
「浸透する」のではなく「共有する」
「説明する」のではなく「情景を生み出す」
「教える」だけでなく「共に歩む」
信頼を揺るがずにもつときに、
人と組織に本当に大切なつながりがうまれ、
その状態が強い組織であり続けるために重要。
”つながりが生み出す力、
つながりを生み出す力”
個人と組織のつながりを見つけ続け、
理念と共感しつづけることが、
自分の日々の仕事においても
とても重要だとあらためて気づかせてくれました。
ビジネス書を初めて読む人へ
とても読みやすい語り口で物語は始まり、2時間ほどですうーと読めます。
理念の共有を、
失敗した事例(よくやってしまうこと)、
成功した道のり(わかりやすい物語仕立て)、
普遍的な方法論の追求(読み応えあり)と
とてもわかりやすく解説してあります。
難しいビジネス書を読む前に読んでおくと○。人に伝えるって大切なんだということを難しい言葉を使わずに伝えてくれます。
はじめてのプロジェクトマネジメント 日経文庫
/ 日本経済新聞社 / 日本経済新聞社 /
初〜中級レベルのプロマネに大変有効
→優秀なプロマネに薦められた本
薄いし、文章が平易でわかりやすいので
短時間で読みきれる
プロジェクトの立ち上げから終結までを
物語を読ませることで疑似体験でき
初〜中級レベルのプロマネに大変有効と思われる
まずまずの解説書
プロジェクトの実態が書かれています。
人と人とのつながりがかみ合わないと、なかなかうまくいきません。
かみ合うと、面白い活動になりえるのですが。
プロジェクト計画書は、絶対に必要な文書です。プロジェクトの設計書です。
これが無いと、メンバーのコンセンサスは得られません。部下はただ言われたことしかしない、単なるワーカーになってしまいます。
プロジェクトの経験者は、本分の図表や太字で書かれた文章を読むだけでも、自分の経験知を整理できるのではないでしょうか。
プロジェクトは最初と最後が肝心
プロジェクト実行時のポイントだけでなく、疎かになりがちなプロジェクト開始時のプロジェクト
計画再設定やプロジェクト終了時の振り返り方についても詳しく触れている。
あなたは、上役や営業が決めてきた計画(大枠)を絶対として受け入れていませんか?
あなたは、「まず失敗するだろうなあ」「納期間に合うわけないよな」と思いつつ、
プロジェクトを始めていませんか?
あなたは、終わった後にちゃんとプロジェクトを振り返り、管理者の自分にとって耳の痛い
(心も痛い?)ことも組織的に蓄積を図っていますか?
私はできていません。
今後どうやっていこうか考えていたところなので、大いに参考になりました。
タイトルや本の体裁から大して期待せずに読んだが、予想外の出来だった。
さらっと読める点もよい。
入門書と言いながら・・・
プロジェクトの立ち上げ・計画、実行中のモチベーション向上や問題解決、最後の仕上げ、そして反省の順に説明してあります。各コーナーは、製品開発プロジェクトの例(会話調で進みます)、ポイントの説明・解説、そしてポイントのまとめ、という構成です。
プロジェクト管理などの各種手法の説明などではなく、プロジェクトの各局面で、リーダーは、何をどのように考え(考え方)、何に気をつけ、どう行動していくか、という内容です。そのため、どんな分野・業種のプロジェクトでも通用する本である印象です。
薄く、また入門書となってますが、どうして、どうして、プロジェクトの本質をついた本であり、印象に残る「言葉」や「考え方」が沢山ありました。経験をつんだ方、リーダーでなくても、プロジェクトに参加する方、だれでも読んでおいて、損はない、印象です。もう少し読みたいので、☆は4つです。
コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / ディスカヴァー・トゥエンティワン /
日本における唯一の「国際コーチ連盟マスター認定コーチ」が、理論から実践までを体系的に著したコーチングの「基本書」である。理論については、たとえば、コーチングの基礎である「人の話を聞く」という行為を、生物細胞のオートクラインという働きによって説明することにより、他人の話を聞く能力を向上させる方法が詳述。また、人間の性格や価値観をコンピュータのOSにたとえ、コーチとしての能力を維持向上するためには、常に自分のパーソナルOSをバージョンアップしていく必要がある、と指摘しているところが興味深い。
もちろん、コーチングスキルの方法についても十分ページが割かれており、特に相手への要求(リクエスト)の方法、話の聞き方(リスニング)、質問の仕方(クリエイティブクエスチョン)など、要点は具体例を交えながら詳しく書かれている。また、一般の読者だけでなく、プロのコーチあるいはコーチをめざす人も対象にしているため、「現役コーチのためのチェックリスト」「コーチのコア・コンピタンシー」といった項目も設けられている。
文章は簡潔で読みやすく、予備知識がなくても十分に理解できる。また、チェックリストや各章のまとめなど、実用に役立つ工夫も凝らされている。コーチングを小手先のテクニックではなく、理論からしっかり学びたい人におすすめの1冊。(戸田啓介)
駄菓子感覚で流す本
結局コーチングという名を使ったカウンセリングの応用(?)。
コーチング・フローなどはまさに問題解決型カウンセリングだし
傾聴その他のスキルやアサーション的な発想が随所に見られる。
古いものに新しいラベルを貼って売るのはコンサルがよくやる手
だが、まさにそれ。
わかりやすさのためかもしれないが、
広く?浅い知識が羅列してある印象で
内容面も物足りない。
例えば、コーチング・スキル獲得の前提として
POS(個人的なOS:個人の考え方の前提、基本姿勢的なもの)
の変化が前提だとあるが、これほど難しいこともないだろう。
しかし、その手法はほとんど書いていない。
「コーチングとは、会話を重ねることを通して、相手に、
目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標に
向けての行動を促していくプロセス」と言い、行動を
起こさせることの重要性を説いている本なのに、である。
つまり言っていることと、やっていることが違う。
また
コーチは人の内面ではなく行動を起こす環境を変えるのだ、
と主張しながら、POSの変化を主張するが、それはまさに内面
であり個人的な問題であろう。
言っている事も矛盾している。
新しい概念だと思い手に取った人間には物足りない。
全体としては残念な本。日経文庫の入門書のほうがマシ。
「すべては人の内側にあった」
「人はどのような動機で行動を起こすのか?
どのような条件が揃えば行動を変えるのか?」
何とワクワク、ドキドキするテーマではないでしょうか。
二○世紀における最大の発見が
「我々が心のあり方を変えることができることに気がづいたこと、
そして、心のあり方を変えることで、行動を変えることができることに気づいたことである。(ウィリアム・ジェームス)」(P117)
であるならば、この本からの私の最大の驚きは
「オートクラインとパラクライン」
「話してはじめて自分が何を考えているかがわかる」(P95)とそれを示すP97の図です。
「会話」についてのイメージが大きく変わります。
これは使える!
読みやすい。それでいてコーチングのポイントをシッカリ捉えている。読んでいて納得できる。使えそうな箇所に付箋を付けていったら付箋だらけになった。
コーチングの教科書
「一方通行ではなく、双方向でアイディアを出し合い、それを検討する。行動に移すためのアイディアもまた双方向のコミュニケーションから生み出す、この一連のプロセスをコーチングといいます」とあるように、コーチングは「教える」のではなく、「自発的な行動を促す」コミュニケーション手法の一つです。
コーチングは、目標を明確化し、さらにそれを達成するための行動を明確することを通して、目標達成を促すことができます。
本書にはそういった、コーチングとはどのようなものかから、基本やスキル、導入の仕方までを解説しています。
本書を読むことで、コーチングに関する知識は一通り身についてしまうと思います。
しかし、コミュニケーションの一つであるだけに、本で学ぶのには限界があると思います。
本書で伊藤氏が薦めるように、自分にコーチをつけるのはとても効果がありそうです。
各章ごとにポイントレビューがあり、また最後についたコア・コンピテンシーもついているため、とても親切ですが、内容が充実しているため、コーチングを知らない方が一度読んだだけでは整理が難しいかもしれません。
コーチングを身につけたい方にお薦めです。
味のない300ページ
コーチングの第一人者ということであり期待して読んだが、それほど得るものはなかった。内容は主としてコーチングはどのような考え方で行なうか、コーチングはどうあるべきか、というコンセプトが述べられている本であると思います。
しかし、理論的な背景が豊富にあるわけではなく、説明されている事例が特に面白いわけでもない。
よいところがあるとすれば、参考資料「コーチのコア・コンピタンシー」の10ページだけではなかろうか、
この本を買うなら、より薄くて理論的な背景もある「コーチング入門」を買うほうが良いと思う。
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