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マネジメントI 務め、責任、実践 (日経BPクラシックス) マネジメントI 務め、責任、実践 (日経BPクラシックス)
/ 日経BP社 / 日経BP社 / 有賀 裕子 /
【Solution】課長・チームリーダー・プレーイングマネージャーへ
【本書購読におけるポイント】
◆誰に・・・課長・チームリーダー・プレーイングマネージャーが主たるTARGET
◆何を・・・マネジメントの原点は、内向きにならず外を見ることから始まるということ
◆どのように伝えているか・・・マネジメントの意義を会社からみた視点ではなく、
社会からの観点で深く、鋭く、的確に、理路整然と記載してある

本書を熟読すれば類似書は不必要と感じるくらい、普遍的かつ派生的なバイブル。

短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント 短期間で組織が変わる 行動科学マネジメント
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
実践的
内容が具体的でポイントが良くまとまっていました。実践してみてどれくらい成果が上がるかはこれからですが、かなり期待しています。腑に落ちるところが多かったです。実際に活用しているワークシートなどの活用するためのツールが掲載されているとなお良かったなと感じています。
具体例が少ない
成果そのものではなく、成果をあげるための「行動」に着目し、その行動を繰り返させる仕組みを作ることで成果をあげようというマネジメント手法を紹介している。

参考になる点も多いが、著者が「あらゆる業種。業界にも対応できる」「全ての仕事、全ての社員に対して等しく効果を発揮する」「新製品開発、品質改善、マーケティング戦略、売り上げ強化など、仕事内容も問わない」といっているにもかかわらず、具体例として挙げられているのは、営業マン、レストランのウェイター等、特定の業務に限られている。それ以外の業務への応用については何も語っていない。

たとえば、営業マンに、毎日3件の新規顧客に会いに行くように伝えることはできても、新製品開発の担当者に毎月3件のすばらしいアイデアを出すように伝えることはできないのでは?あらゆる業種、業界に対応できると言うなら、さまざまな、かつもっと多くの具体例を挙げてほしかった。
「再現性」の高いマネジメント本
前著「すごい実行力」のより詳しい行動科学マネジメント本です。

科学とは「再現性がある」こととあります。
つまり、条件が同じなら、誰がやっても同じ結果がでるということ。

行動科学マネジメントは、行動を促す方法ですが、
その再現性が高いと紹介されています。
ここにとても興味をもちました。

他の成功本や、事例本は、はっきり言えば
その著者(またはその周辺)だけの成功であり、
これを多くの読者は出来ないだと感じてきました。

そんな私にはとても納得できる説明だったのです。

また、紹介されている方法や事例も
具体的で、わかりやすく、取りかかりやすい。

部下をマネジメントしなければならない人はもちろん、
自分をコントロールしたいと思っている人、
子育てに悩んでいる人などに特にオススメできる必見の本です。
「行動」を心理学という切り口で、科学した本
本書タイトルにあるように『短期間』で組織が変わるか?と聞かれたら
即答はしかねるが、同書内容を実践してみても良いなあ、という感想を持った。

序章で「日本の経営システムを変える」と、著者・石田淳氏が自社マネージメントの失敗から学び
海外で経験から導きだされた「行動科学マネージメント」概略が述べられる。
著者のミッション・ステートメントと受け取れる真摯な言葉で綴られており、好感の持てる文章だった。

続いて、第1章「行動分析とは何か」では、理論ベースとなる展開。ただし、本書から実践による
「実利」を得たい読者は、この章は飛ばし読みで良いはず。
第2章「すべてのビジネスは行動の集積」とあり、第1章を補完。

いよいよ第3章で「行動を決める『リインフォース』」では、行動が長続きするための大事な大事な
要因を説明する。
ちなみに「リインフォース」とは、「強化」という日本語を充てており、行動が長続きするための大事な考え方・方法論をさしている。
この章は、理論を学びたい読者が必読であり、実践を目指す読み手もおさえたい
重要なチャプターとなる。繰り返し読むにあたりする箇所だな!との感想です。

第4章「人が動く理由」、第5章「人が動く条件」など、より実践的かつ具体的な導入例が
展開されるので、行動理論で実利が出るように活用したい読者にとって、夢中でページをめくれる
箇所になるはず。

部下を持ったマネージャーなど要職にある方は、投資価値のある良書だと思いました。
本当に変わるのか??
行動科学マネジメントというキーワードに興味を持ち、本書を手にしてみた。
実際に中にかかれているのは、心理学の内容であり非常に読んでいて勉強になった。
また具体的なチェックリストやワークシートがあるので、実践的な内容である。
後は、この本で習得した理論を実行にうつせるかどうかであるが、かなり内容が濃いので根気が必要だ。
マネジメント・バイブル マネジメント・バイブル
/ ファーストプレス / ファーストプレス / 岸 伸久 /
魂を込めて書かれた、現代人へのギフトのような本
この本に出会えて、本当によかった。
人生で、数年に一度、もしくは数十年に一度出会えるか出会えないかの本がある。この本は、ビジネス、経営全般の分野における、その本との出会いをひたすら感謝するような、現代人へのギフトのような本である。しいて言えば、学者とビジネスの実務家という違いはあるものの、日本のビジネスパーソンが世代を超えて心酔する、ドラッガー氏の鋭い洞察力を彷彿させる。経営関係の本があまりに沢山出版されるなか、情報過多で、しかしずっととっておきたいと思うような本がないと感じている矢先にこの本に出会った。これからはこの本を文字どおり’バイブル’にしてゆきたい。

筆者は欧州の誇るビジネス界の重鎮であり、この本はその筆者が、満を持して魂を込めて書いた本である。それ故に、簡素な文章でありながらも無駄が全くなく、非常に明晰でしかも深遠だ。ゆっくり’腑に落ちる’まで、楽しみながら繰り返し読みたくなる本だ。ちょうど上質なワインを寝かせ、時々味見するような楽しさである。

このように、魂が喜び、贅沢な時間を今後ずっと提供してくれるであろうこの本を、このタイミングで世に送り出してくれた筆者、そして訳者関係者の方々に、一般読者の一人として感謝したい。どうもありがとう。

全ての経営者・リーダーに読んで欲しい
全ての経営者・リーダーが読むべき本です。訳者があとがきで書いているように正に経営者版のドラッカーという印象でその見識の高さ、細部にわたる実務の理解、揺ぎ無い哲学等、圧倒されて一機に読み終えました。具体的でありながら、深い考察、バランスの取れた凄い本です。
経営者だけでなく、中間管理職にも役立つ、独自の視点でまとめた力作の経営書。
GW中、紀伊国屋書店のネットで、「今週のお勧めの一冊」とされていたので購入しました。グローバル企業の経営者の教科書と書いてありましたが、私のような企業の中間管理職にとっても大変有益なものでした。(kinocast:http://sinkan.jp/kino/index.html でもご紹介ありましたが)、

特に「イノベーションの促進」につて、大企業で良く見られる縦割り主義や手続きの多さなどの創造性を奪う「官僚病」をどのように打破するか。著者は問題点を引用し指摘する。
1.下から上がってきたアイディアを下からだからというだけで懐疑の目を向けること。
2.自分の承認が必要な際、その前にいくつもの階層にわたる管理職の承認をとることにこだわること。
3.個人や部署同士がお互いの提案に対して挑戦し、批判するように求めること。
4.問題が起きた時、それを失敗の印とみなすこと。

10.自分は偉い人間で、ビジネスに関して大切なことは何でもわかっていると過信すること
日本の中堅企業(大企業はもちろん)で働いている人には、思い当たることがあるのではないだろうか。著者は、社員が現状に満足して疑問を持たなくなってしまうことに危機感を覚えているようです。著書が社員に緊張感を与え、疑問を投げかけ、挑戦するようこころがけるとのこと。大企業病や官僚制を批判する前に、自分の行動をひとつひとつ変えていくという示唆に思え、参考にしたいです。 次の章の「研究開発」は、特に示唆に富む注意すべき点がカバーされ参考になりました。「イノベーションが重要だと言うだけでは決して十分ではない。自分たちのイノベーション能力を常に維持・向上するには管理職にあるものが自ら行動を起こし、一連の措置を講じることが重要」と述べていた。最終的には、自分が行動するしかないと思えるようにさせる、大変貴重な本でした。



ホッとさせてくれる経営書
著者はネスレを世界的なグローバル企業に育て上げた経営者だけあって、言葉に重みがあります。特に投資銀行・コンサルの使い方や株主の要求・期待をどうManageするべきかの部分は、大変感銘を受けました。欧米から出てくる最新の経営手法に翻弄されがちな毎日において、日本企業が従来大切にしてきた企業倫理・価値観は間違っていなかったと感じさせてくれます。

ただもっともっと多くの具体例で肉付けして欲しかったのとドイツの商法の説明が分かりづらかったのが多少残念に思いました。今回マウハー氏の初めての経営書なので、この本をマウハー哲学の入門編と位置づけ、今後氏の豊富な具体的な経験を記した続編が出ることを期待しています。
経営者よ、明晰であれ。
リーダーは明晰でなければならないことを感じさせる良書。

博学と旺盛な好奇心への片鱗を見せながらも、実践と共に考え抜いた著者の姿が目に浮かぶようだ。
チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編)) チェンジ・リーダーの条件―みずから変化をつくりだせ! (はじめて読むドラッカー (マネジメント編))
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
マネジメントという思想
大御所ドラッカーのエッセンスということで、タイトル
「みずから変化をつくりだせ」に惹かれて読んでみました。

小手先のノウハウでなく、マネジメントという思想、
フレームワークを丁寧に、わかりやすく説いた書でした。
ドラッカーの書籍や論文からの抜粋だそうですが、歴史、経営学、
経済学、組織学、経営管理など、多岐にわたった分野を統合して、
単なる管理監督ではなく、マネジメントという確固たる思索、思想
お感じ取ることができました。

イノベーションと起業家精神、さらに、起業家とマネジメント
の項も注目して読めました。付録の金融サービス業に関する
論考は、書かれた時期を考えると、ドラッカーの先見性に
驚きます。
事例として、米国欧州の企業はさることながら、日本と日本企業
にむけられた熱い視線も感じ取ることができ、うれしくなります。
マネジメントをより具体化
日本人の悪いところはマネジメントを理解していないこと。
マネジメントはアドミニストレーションとは違う。
ドラッカーの本書では、マネジメントをより具体的な行動規範
へと昇華させ、企業戦略の内的要因の原動力と位置づける
点に、実践的な面を感じる。
読み返してみれば、また新たな発見があった。
全体をみる目
 ひろく読まれるドラッカーだが,それはかれが巧みなエッセイストだからだろう。専門的な論文調ではなしに,自在にみずからの思想を書き記す。「利益など存在しない」等々,固定した見方に揺さぶりをかけ,ときに些事の堆積のように思われる仕事に,文明史的な光を投げかけ,意味づけ価値づける。
 しかし,ドラッカーの考えの全体をみて,その二本柱に気をつけて読まないと,良くも悪くも誤解するかもしれない。古くからのドラッカー読みにとっては既知のことだろうが,ドラッカーの根本的な人間理解は,キルケゴールゆずりのかなり厳しく孤独な精神的人間であり,その社会理想はトックヴィルゆずりのアメリカのニューイングランドのタウンシップにおける集団主義,および小集団から階層的に形成される民主的な立憲主義である。
 かれがリーダーについて語り,マネジメントを語るとき,つねにこうした社会全体像や人間像がある。これを見逃すと,ドラッカーの真意をつかみ損ねると思われる。
 もし最近の選集でなどでドラッカーを気に入ったら,ぜひ『すでに起こった未来』も併読してほしい。
マネジメントは管理ではない
マネジメントは管理ではない。

マネジメントを管理だと考え、どうにも自分になじまないと感じているマネージャーや、
管理者としてのマネージャーに日々不満を抱いている方には、ぜひ読んでいただきたい一冊。

実際、マネジメントが管理するだけの非生産的な機能しかもたないものなら、
その重要性がこれほど説かれることはない。

それは生産の機能をもった組織において、
まさにその生産性を向上させるために有効なひとつの機能こそがマネジメントである、
ということがこの本を読めば納得できる。

さまざまなドラッカーの著作から、ドラッカー自身がそのエッセンスを抽出して、
一冊にまとめあげただけあって、手っ取り早く、そのマネジメントに対する考えを

知りたい方には、おすすめします。
後継者を育て引き継ぐ
いつもながら、漠然とした自身の考えが、簡単な言葉で明確にされ、さらに具体的な対策と実施方法まで示されているところが今世紀最高の経営学者と言われるゆえんでしょう。分析のうまい評論家はたくさんいるのですが、「じゃあどうすれば良いの?」といった事に明確に具体的に応えてくれる方は本当にいないものです。

ドラッガー先生が前作の「プロフェッショナルの条件」で志されていた、現代社会に自ら変化を起こし変化と共に成長する人物を多く育てたいという意図をより強く感じました。 今著は「Management」に論点を移し、前著の専門家(プロフェショナル)とその専門家をマネージメントする(Management for・・・)で一つのセットになっています。

蛇足ながら、原著に及ぶ訳著はないと思い、今回は原書の「Management Challenges For the 21st century」も合わせて読みましたが、邦訳には現れないユーモアのセンスをも感じました。

マネジメントII 務め、責任、実践 (NIKKEI BP CLASSICS) マネジメントII 務め、責任、実践 (NIKKEI BP CLASSICS)
/ 日経BP社 / 日経BP社 / 有賀 裕子 /
変革を定着させる行動原理のマネジメント―人と組織の慣性をいかに打破するか 変革を定着させる行動原理のマネジメント―人と組織の慣性をいかに打破するか
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
行動の結果、価値はあったか徒労であったか
 筆者のコンサルタントやコーチングのキャリアを生かして、実例分析を取り入れた行動原理の解釈と実務への適用を説いている。何をもって成果とするのか、必用な行動とはどのようなものなのか、どのようなタイミングが必用なのか、そしてそれらは測定可能なのかと言った問いかけが印象的である。個々のシーンを示して、モチベーションの望ましい姿を整理しその継続のための方法を5つのステップとして提言している。
 行動の原理である「ABCモデル」が、この理論の根幹としてある。ABCといっても、日本語で言う「イロハ」ではない。誘発要因(Antecedents)、行動(Behavior)、行動結果(Consequences)の略である。このうちの「行動結果」が将来の行動を決定づける最大の要因だ、とする。すなわち、次回の誘発要因にリンクするかを決める。経験を元に今後を腹に思うことはよくあることだ。私達は、飲食店や衣料品店で行列のできる店に足を運んだ結果、また来たいと思うかと自問をしているものだ。このAとCは、論理学ではそれぞれ「前件」、「後件」を指す。条件と帰結を意味する用語を用いたのは、このような含意もあるのだろう。

 「一度身につけた思想・価値観・行動様式」(p.200)という慣性と変革に隔たりがあるからこそ、あれこれ考える元となる。私達は、制約された認知機能を有効に活用する知恵として、ヒューリスティックスによって解いていると考えられている。このプロセスを変えないことには、変革と言っても厳しい。本書では、自己への問いであるセルフクエスチョンと、組織成員共有の問いであるコモンクエスチョンを扱っている。「問い」が行動を慣性への刺激と成長を促すとすれば、良質の問いについてまず、自己への問いへの問いかけから実践してみないといけない。

 目次、章節項。索引、なし。参考文献、巻末にあり。ひも、なし。行間が読める。
社会生活におけるいろいろな場面に応用できそうな手法
本書で取り上げられているのは,あくまでもビジネスシーンで人を動かすマネジメントについてですが,
例えば,教育の場面で子供たちの学習を支援する手法にも応用することができるし,
病院などで,沈みがちな患者さんの意識を明るいものに変えていくといったことにも応用できる手法だと感じました.
つまり,きちんとコーチング(人間の行動原理のマネジメント手法)を勉強した人間(上司,教員,医者など)
の綿密な計画による支援によって人間の行動はより良きものに変革していくのだということがよくわかりました.
蛇足ですが,コーチング手法を活用して配偶者をコントロールすることも可能なのかもしれませんね.
そんなことを考えてしまいました(笑.
組織風土を変えたいと思っている人へ
 コーチングを用いる企業コンサルタントが書いた本なので、組織改革を根付かせるための法則や手法が細かに記されています。また、実際にコンサルティングをしている過程で見た実例や、聞かれた質問があり、これが良くありがちな内容なので、非常に問題が身近に感じられます。

 社長や事業部長は毎年・毎期ごとに改革を訴え、仕組みや組織を変更します。しかし、その思いは全く社員に浸透せず、最終的に結果が出ないことを経験していませんか。それは、人と組織にはこびり付いた風土があるからです。著者はこれを物理学の慣性に例えています。一定の動きを持った物体はその動きを続けようとするのです。
 では、人と組織の風土・慣性を変えて定着させるにはどうしたら効果的なのでしょう。表紙が物語っています。きっかけがあり、行動があり、結果があり、その結果は次のきっかけにフィードバックされるのです。ミクロ的には脳内ニューロン、マクロ的には人やチーム、部や支社でしょうか。これらも良い結果に対して正のフィードバックをかければ、より良い行動が生まれるきっかけが強化されていくのです。
 この本は、この原理と正と負フィードバックのかけ方を的確に学ぶ良い教科書と言えるでしょう。ちなみに、正のフィードバックの重要なポイントには存在承認・行動承認・結果承認があります。詳細は是非本書をお読みください。
実践的な内容です
行動科学を会社組織に活用している、行動科学のマネジメント系の本は数えるほどしかない。
そのなかでも、実践的な内容となっている
著者のピクニック分析の展開は、行動科学の難しい言い方(日本語的に)を気にせず、スッと頭に入り、即実践出来た
文書のリズムもあるのだろうが、数時間で読了が可能な割には中身が濃かった
行動科学を会社へ導入を検討されている方には最適な一冊になると思う。
行動科学にはコーチングアプローチが有効!
一見、小難しそうに見えますが、行動科学の本は多数あれど、コーチングを長年専門としてやってきた著者だからこそ書ける事例が多数あり、非常に分かりやすいです。
組織の変革を行うマネジメント層のみならず、若手も高い意識で本書を読むことで上下の意識のギャップがなくなるのでは、そう思いました。

マネジメント改革の工程表 マネジメント改革の工程表
/ 中経出版 / 中経出版 /
ゴールドラッドのクリティカルチェーンを実践するための方法がわかる
ゴールドラッドの
「クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478420459
を読んで、実践方法に自信がない方は、絶対読んだ方がいいです。

冒頭の言葉:

”It's common sence but not common practice
- 常識だけど、常識を実践するのはものすごく難しい

この言葉で、著者の目の前は急に明るくなった。”

この文を読んで、心臓に響いた方は、きっと改善を推進して失敗した経験があるのではないだろうか。
そう感じた方にお勧めの本である

本書は業務改革のゴール設定から段取り、進捗管理まで、通して考え方と方法論を示している。

理論としては、TOCのクリティカルチェーンをベースにしている。


TOC理論として確実に理解できるものは:

プロジェクトバッファという形で、各工程の安全代(サバ)を集めることにより
・マネージャは、一つのバッファの増減のみで、プロジェクトの進捗を管理できる
・各担当にサバがないので、遅れは必ずマネージャに伝えなくてはならないので、問題が早期に伝わりマネージャが対処できる
・サバを集めることにより、サバをざっくり半分にできる。(工程が十分多い場合)

クリティカルチェーンの手法は、
・業務改革の計画自体
・改革対象のプロジェクトの段取り自体
の両方に適用している

もうひとつの柱である、改革の目標設定に関しては、
ODSC -「科学的目標すり合わせ」を提案している
・Objective
・Deliverable
・Success Criteria
また、Balanced Score Cardの視点を入れること。

それ自体はきわめて当たり前ではあるが、定量的な成功基準の例として、
・「このシステムをぜひほしい」とお客様に言われる
・「われわれが成功したのもこのシステムのおかげだ」と社長が言う

といったものも、数えられる例として挙げているのは、著者の「わくわくする改革」への気持が感じられる。

「プロジェクト」を進めるかたは、ぜひご一読を。
改革などのプロジェクト活動を進めるかたは必見です。
本書は、プロジェクトも人も健全になるプロジェクト管理方法が
紹介されています。なお、方法はTOC(制約条件の理論)に基く
ものでして、科学的にも効果的とされています。もちろん、理論
を知らなくても飾り気の無い文章なので分かりやすいでしょう。

プロジェクトが遅々として進まないのはなぜでしょう。
・各タスクでサバが読まれた余裕のある納期があるから。
・結局、納期ぎりぎりにならないとやらないため。など。

責任感が強い人ほどサバを読み、結果として仕事を抱え込んだり
自分だけよければと個人プレーになったりしてしまいます。

しかし、サバを取ると人間の行動はチームにとって好ましくなる
ことをご存知でしょうか?例えば、自己流では間に合わないと自
覚して他の人から学んだり、助け合ったりするようになります。

このような人の基本的な性質を利用して、目標のすり合わせ(ODSC)
を行い、着手後いざという時に先手が打てる方法を本書では紹介
しています。タスクを「〜する」と動詞で表現して共有するとか、
開始後は「あと何日?」「問題があるとしたら何がある?」と聞
くとか、助言も具体的で助かります。
大企業病と改善のメカニズムがわかる
冒頭に、
「本書はTOC(制約理論)のプロジェクトマネジメント理論である
 クリティカルチェーン(CCPM)をベースとしている」
「この本ではむずかしい専門用語を使うことは極力避けている」
と書かれており、TOCやCCPMを全く知らない私でも面白く読めた。

CCPMを体系的に理解するための本ではないため、
読後もCCPMやTOCが何なのかは全くわからないが、
「本書の方法は決して新しいものではない。
 日本人の暗黙知の中では永年実践され、
 そして経験として先達から伝えられてきたものですでに存在していた知恵である。
 それをTOCの理論を使って、すぐれた暗黙知を形式知化して説明したに過ぎない。」
と紹介されている通り、現場の人間として参考になる点が多かった。

改革を実現するためのメカニズムをいかに工程表の中に埋め込むか、
そのHOWについて、例えば以下のような内容が書かれている。

・個別のバッファを削減し、厳しい納期でタスクを設定する
 ⇒個人の成長。納期達成のための工夫の動機づけになる
 ⇒報・連・相の活性化になる
 ⇒進捗がより見えやすくなり、先手管理(何日でできるか)・リスク予測(問題があるとしたら何か)が可能
 
・削減した個別のバッファは全体のバッファとし、チーム内で共有する
 ⇒チーム内に助け合い・ゆとりの精神が生まれる
 
・ODSCを議論・設定し、全体のベクトルを合わせる
 ⇒ODSC=Objectives(目的), Deliverables(成果物), Success Criteria(成功基準)
 
・ODSCのための工程表を逆算でつくる

「マネジメント改革」を進めるための、
個人のモチベーションを向上させる工夫や、組織全体を巻き込んでいく手段といった、
実践的なケース、いわばHOWのためのHOWの部分についての記述が薄いが、
改革のイメージづくりは本書で十分にできる。
逆にそこまで書いてないからこそ、わかりやすい本になっているとも言える。

マネジメント改善に悩む方で、CCPMについてあまりよく知らない方に特にお勧めしたい一冊。
良本
網羅的なプロジェクトマネジメントではなく、
成功させるための必要なポイントだけに絞り込んだ良本です。 

実際のプロジェクトでは、網羅的な管理ではなく、
ポイントを絞った効率的な管理をするためのツボを抑えることが重要です。

その点で、内容、コラムともに大変有益な本です。
人間中心の日本的CCPMの書
 シンプルすぎて、こんなに簡単でいいの?と思うくらい分かりやすい実践の書でありながら、経営の本質、ひいては人間の本質を突いている本です。
 昨今、モチベーションの低下やコミュニケーションの希薄化など、組織におけるひとの『こころ』に関心が集まっていますが、CCPMという圧倒的な成果をあげる仕組みが、モチベーションの向上や質の高いコミュニケーションの増加、さらには人材の育成をも促すという視点に新鮮さと、大いなる可能性を感じました。
 仕事で『サバ』読むのは、ひとには責任感があるから、相手をがっかりさせたくないからという着眼と、それを踏まえた上で、個別ではなく全体でサバを読むという発想は、まさに「コロンブスの卵」でした。
 このような発想が随所に見られ、読んでいくうちに元気と勇気が湧いてくる本です。
なぜマネジメントが壁に突き当たるのか―成長するマネジャー12の心得 なぜマネジメントが壁に突き当たるのか―成長するマネジャー12の心得
/ 東洋経済新報社 / 東洋経済新報社 /
   なぜ「論理的」な人間が社内を説得できないのか、なぜ「原因究明」によって問題を解決できないのか、なぜ「ベスト・チーム」が必ずしも成功しないのか…。著者は、マネジャーが直面しがちなこうした「逆説」を12例挙げて、なぜそれが生じ、どうすれば乗り越えられるかを、独自の「暗黙知」のマネジメント哲学によって解き明かしている。

   その考え方の根底には、企業を「高度な複雑系」「生命」とする見方がある。従来のマネジメントに自明の論理や手法は、そうした複雑系や生命としての企業をとらえきれずに限界に突き当たる、というのが著者の主張である。具体的には、論理的思考、問題解決の枠組み、意思決定、合意形成、組織デザイン、あるいは部下指導などの、マネジメントの「限界」について議論が繰り広げられている。

   では、どうすればそれが乗り越えられるのか。著者は「企業全体をその複雑性のままに理解する手法が求められる」として、「直観力」と「洞察力」の2つをその答えに据えている。さらに2つは「論理を突き抜けるまで論理思考に徹する修練」でしか身につかないとも論じている。本書で一貫して強調されるこの「徹する」という哲学的境地は、マネジャーとしての精神のあり方に強烈なインパクトを与えるはずだ。

   勝負の世界の鮮やかなエピソードや、西洋哲学、東洋思想、宗教、諸科学への著者の深い造詣が、本書の奥行きを広げている。高度な概念が、じつに平易な言葉で語られているのも驚きである。従来のマネジメントがとらえきれなかった世界の輪郭が、ここに見事に浮び上がっている。(棚上 勉)
マネジメントを暗黙知の観点で語る
著者の田坂広志氏は、志・空気・人生といったキーワードを使ってマネジメントを語るため、「こうすれば上手くいく」的な即効薬を求める人にとってはもどかしい本であろう。マネジメントに関する漢方的・思想的な処方と思って、手に取って頂きたい。
 この本では、次のような章が並ぶ。
 ・なぜ論理的な人間が社内を説得できないのか。
 ・なぜ原因究明では問題を解決できないのか。
 ・なぜ多数が賛成する案が成功を保証しないのか。
 ・なぜ教育しても部下が成長しないのか。
 例えば新人教育として、「新人だからこの程度の仕事をまかせよう」では新人は育たないと問題を投げかける。そして、程度の低いことではなく、新人にはまず最初に、目標となる最高の高みを見せる必要があると続ける。そのためにマネージャ(上司)がすべきこととは何か、最高の高みとは一体何か。回答は、レビューには載せない。読んでから感じて、噛みしめていただきたい。
つかみどころが無いようにかんじました
かなり深い事を書いてるように思え、また、書物を読んだだけではマネジメントは学ぶことができない、というのもわかったけど、それを書籍で書いているので、どうもつかみ所の無さを感じました。

論理思考では割り切れないマネジメントがある
田坂センセイの紙上講義です。
複雑系といわれる現在の企業経営においては課題解決型のアプローチでは足りず、マネージャーは直観力や洞察力を養う(というよりも日々の仕事と格闘することで身につける)ことが重要であると指摘します。
また、「経験と体験の違い」や「部下が育つ(≠部下を育てる)ための方法」など、マネージャーだけでなくマネージャー予備軍にとっても心に留めておきたい言葉が満載です。
新人であってもベテランであっても常に成長しようという意欲が大切なのだと再認識させてもらえる一冊です。
操作主義を捨てる!
 この本は、大学での講義風に12回に分けた形でまとめられています。
ページ内の文字数、行間の取り方など読みやすさにも工夫がみられ、集
中してあっという間に読み終えてしまえるほどのものです。
 この本は、真のリーダーが何をすべきかを?を教えてくれます。特に
「操作主義を捨てろ」という第10講が印象的です。部下を動かすには?
というテクニカルな部分の追求につい走ってしまいがちです。それが
「自己の意のままに他者を動かそう」とする発想、それが「操作主義」
という過ちにつながるとのこと。
 ではどの様に部下と対処すればよいのか?この本からそのヒントが得
られるのではないでしょうか?
センサーでしょう
 ビジネス書に多く見受けられる、具体的な手段は書かれていません。
よく考えて悩んでいる人にとっては、きっかけを”暗”に示してくれ
る良書ではないか?と思います。
 読んで考えるほど、心に哲学がしみこんでくると思います。

女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!? 女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?
/ プレジデント社 / プレジデント社 / AKIRA /
「もしドラ」と併せて読むと効果的
「もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら」に続いて読みました。「もしドラ」が、組織運営についての教科書なのに対して、この「ちえネコ(中に指南役としてネコが出てきます)」は、会社の中にあるさまざまな業務の概要や、基本的な用語をザックリと理解できる教科書となっています。会社に勤めて少し経つと、「在庫管理」とか「減価償却費」のような用語は自然と耳に入りますが、自分が直接担当していないものは、「分かっているようで、よく分かっていない」ものがほとんどでした。それらの用語や考え方が、びっくりするくらい身近な事例でわかりやすく説明されていて、「そういうことだったのか」と分かるようになる点が、この本の売りだと思います。もう売れなくなった製品の在庫について説明しているところで、「冷蔵庫の中にある傷んだキャベツでも、カイシャでは勝手に捨てちゃいけないのね!」と、例えているのには、思わず笑ってしまいました。「もしドラ」で学んだ組織運営のノウハウを仕事に活かすためには、「ちえネコ」で会社の仕事全体を一通り頭に入れておくと良いと思いました。
ビジネスを理解するのにお手ごろな本
急逝した父親の事業を引き継ぐことになった
女子高生を主人公にした企業小説、といってもライトノベル風。
ストーリーの流れに沿って各話ごとに、ビジネスの実際を描きながら
ビジネス上のタームを解説していく。
文章と内容共に平易なので中高生が、会社の仕組みを理解するのには向いている。
値段も、1,200円とこの手の本にしてはお手ごろである。
ただ、内容が平易なので大学生以上だと物足りなく感じると思う。
余談だが、主人公の女子高生の文章上の性格描写が幼すぎるように感じた。
これだと設定上、女子中学生でも通じそうな感じである。
困ったら社訓に戻る
業務改革・ブランド構築が専門のコンサルタントによる、経営の仕組みの
紹介本です。

困ったら社訓に戻る、立ち返る。忘れがちになりますが、この視点が大事
であることを改めて思い出させてくれます。

ほか、
 在庫管理:ちょうどいい在庫月数
 商品開発:消費者の声を聞きに行く
 顧客開拓:新しいお客様は簡単には見つからない
などの視点が物語で出てきます。的を得たところですね。

あいにくバリューチェーンの基盤部分(経営管理等)はあまり出てきませんが
プロセス部分を易しい言葉で全体を見たい場合に良い本ですね。
わかりやすい
こういうビジネス系の本を読むのは初めてでしたが、すんなり読めました。
製造業の会社の中の人間関係や役職、部門、ビジネスで使われる言葉、などがよくわかります。
女子高生の話し言葉がおかしくて面白いです。
ネコのワンタが難しい言葉を可愛く解説してくれて、気がついたら勉強になってる!
という感じでした。
とっても読みやすくて分かりやすいので私のようなビジネス本を読んだことがない人、
これから就活する学生さんには良いかなーと思いました。
わかりやすい
製造業の会社の仕組みを分かり訳す解説した本。
中高生向きだが、会社の仕組みと社会との関わりを
理解するにはいい。
ただ、台詞に違和感があり、著者はわざと若者言葉を
使おうとしているのだろうが、ヘタな萌え小説を
読んでいるような感じがする。
この辺り、まだまだ小説家としてのスキル不足は
否めない。
せっかく表紙や挿絵がかわいいのだから、文章も
もっと研究していただきたかった。
マネジメント 上 マネジメント 上
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
ビジネスマンのバイブル!!
ドラッカー教授の著書は全て素晴らしいのですが(金言集を除く)、「現代の経営」と並んで最高傑作であると共に、全てのビジネスマンにとってのバイブルでもあると思います。
あのコンサルタント嫌いで有名な(M・ポーターなどに対して厳しい批判をしていいます)J・ウェルチが「経営の神様」と評したように、ドラッカー教授の残した業績に対しては、今さら私などが語るべき言葉を持ちません。
ただ、私から言えることは、この偉大なバイブルは上下巻で1000ページを越える大作のため敷居が高く感じられるかも知れませんが、全ページを最初から読まなくても良いということです。
ここでのマネジメントは広義のマネジメント(経営管理)ですので、現在の読者の立場・役割に応じて、まず興味のある章から読まれてはいかがでしょうか。
敷居が高いという理由でこの名著に接することがないというのは、あまりに惜しいと思います。
P.F.ドラッカーによる経営学大著
上下あわせると1000ページ近い、P.F.ドラッカーによる大著です。必読。(なぜかカタログでは著者名が表示されていません。これじゃあ売れるものも売れないよねー)
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