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図解コーチングマネジメント 図解コーチングマネジメント
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / ディスカヴァー・トゥエンティワン /
地図は現地ではない
コーチングとはどういうものか、コーチングを取り入れることでどのようによいことがあるか、そこから説明が始まっている。
紙面が限られる中で、コーチングって何だろう?という疑問にそれなりに答えてくれるし、専門用語や固有の表現の説明もある。
解説はちょっと堅苦しい気もするけれど、内容としっかりかみあった図解が非常にわかりやすく、整理されている。
著者はもっともっと書き込みたいことがあったんだろうな。章ごとにはさまれた村田伊吹のイラストが楽しくて気に入った。
視覚に訴える
 勉強中です。
 コーチングのセミナーに参加するのに、復習のつもりで読んでみたところ、セミナーに行ってみても、ああ、これは、あのことを言っているのだな、とすっーと染み込んできました。また、ここまでで終わりなのかあ、もう少し突っ込んでほしいなあ、と自分の求めているところも分かりました。。
 以前、読んだときには読み流してしまった部分に、いくらかの知識がついてからだと、なるほど、と思えるような部分があるのだと分かりました。
コーチングとは、教えるのではなく、相手の自発的な行動を引き出し、考えさせること
 「コーチングとは...」という問いにシンプルに答えたのが本書である。心構えや聞く姿勢といったものは、すぐにでも実践できるものばかりである。

 個人的には、“クリエイティブ・リスニング”の項と“効果的な質問をつくるためのポイント”が役に立った。

 コーチングの「相手の自発性を引き出す」という視点は、すべてのコミュニケーションに必要なことであり、肝に銘じたい。
2冊読んで丁度良い
ご存じの方もいると思いますが、
「コーチング・マネジメント」の図解版です。

内容は原書に沿って、それを図解する内容になっていて、
原書を読んだ人にとっては、先生の板書を見ているような感じ。
短時間で全体を復習できるという意味では良書と言えます。
初めてコーチングを学ぶ人にとっても、
ビジュアルに訴える同書は、入門としては最適な1冊だと思います。

薄い本だけに、コーチングの技術論の展開が多く、
「なぜ?」の部分が手薄に感じました。
もともと、コーチング本はどれもこれも、技術論に走るので、
説明不足(出来ない)が目につくのですが・・・
同書の場合、原書と図解の2冊読んで丁度良いと感じました。

お金に余裕があれば、是非とも原書と併せて読んで下さい。
お金に余裕がなければ、原書を優先して読んで下さい。
感覚的に分かり易く直ぐにコーチングを実践したいと思わせてくれる本
見開き右ページにテーマとなるコーチング理論が簡潔に記載されており、左ページの図解でイメージとして感覚で理論がつかめるように工夫されている。
すべて読みきるのにそんなに時間は必要とせず、また読みきった時には、早速明日から実践してみよう・・・と思う。
 全く上手い具合に、著者の目論見にはまり、「知ってしまった理論を実際に行動に移してやろう」と思わせる、というコーチングを自らも受けてしまっていた。

人材マネジメント入門 日経文庫B76 (日経文庫) 人材マネジメント入門 日経文庫B76 (日経文庫)
/ 日本経済新聞社 / 日本経済新聞社 /
人事部にお勤めなら
人事部にお勤めの方が理論武装するのによいのではないでしょうか。人事の現場にいない人間にとってはこの書物に出てくる専門用語が実感できず難しいと感じてしまいました。ハードな人材マネジメント論という印象。他の分野に応用できるような深さ、柔らかさ、豊かさには欠けるような気がします。
読みにくい
読み手にとっては消化不良をおこしそうなカタカナ文字が多く抽象的な概念の単語か続く。文章も練れてないのか読みづらいところ散見。著者や内外の専門家の研究からの引用も多いが、会社の現場での経験に基づくものはあまりない。内容としては新聞やNHKの特集や既発行のこの手の新書に書いてある内容に比べて、新たな発見というのは少なかったように感じる。
人事の実務家におすすめ
入門ということになっているが、人事関連の仕事に従事している方におすすめしたい。本の筆者はアメリカの当該分野でも認められている学者であり、その領域のトレンドや背景も取り入れつつ、日本企業の今後の人事管理はどうあるべきかについて基本的な考え方を提示している。ほとんど実務的なことは書かれておらず、評価・賃金といった各領域において、こんな考え方を踏まえて業務を行う/仕組みを作るべし、という記述になっている。今まで人事業務に携わったことがある人が、考え方を確認するのに最適だと思う。
プロジェクトマネジメント現場マニュアル プロジェクトマネジメント現場マニュアル
/ 日経BP社 / 日経BP社 /
抽象的でなく、とても具体的です
とあるプロジェクトを任されることになり、プロジェクトマネジメントの勉強をしなければ、と思っていたときに巡り合った本です。

プロジェクトマネジメント自体は初めて触れることですが、この本は著者の豊富な経験から、現場の目線でとても具体的に書かれており、とても参考になりました。

特にプロジェクト計画書の作り方、重要性の理解、そして陥りやすいトラブルの回避方等は、初心者にはとてもありがたい情報というかノウハウだと思います。

プロジェクト計画書を作ることは、とても面倒だなと感じていましたが、本書を読み、その重要性を十分理解できました。

プロジェクトマネジメントの基本を知るには最適の本だと思います。
まさに現場に適したマニュアル
本書は、この手の本には珍しく具体的かつ泥臭い話を懇切丁寧に紐解いている。
プロジェクトマネージャ誰しもが直面する現場のあらゆる問題を具体的なテンプレート
、図表を交え解説しており、まさにタイトル通り「現場マニュアル」となっている。

私はプロジェクト推進する際、何か困ったことがあると本書を活用させていただいている。
非常に使いでのある本である。


新版 ファイナンシャル・マネジメント ― 企業財務の理論と実践 新版 ファイナンシャル・マネジメント ― 企業財務の理論と実践
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / グロービス・マネジメント・インスティテュート /
   日本経済を取り巻く環境が激しく変化する中で、企業における財務管理の重要性が高まってきている。企業財務(コーポレートファイナンス)の知識は、今や企業経営に関わるすべての人にとって必須となってきているといっても過言ではないだろう。

   本書はアメリカMBAでも多く採用されているファイナンスの教科書の邦訳である。まず、第1部では損益計算書や貸借対照表といった財務諸表の見方からはじまり、そこからROE(株主資本利益率)などの企業業績指標を計算する方法や各指標の見方について説明している。そして第2部では財務予測の手法と計画策定の方法について、第3部では株式発行、社債発行などの資金調達の種類や選定の手法について述べている。最後に第4部では投資の評価やリスク分析の方法について説明している。

   このように本書はファイナンスの基本をほぼすべて網羅しているが、その特徴は、多くの事例を織り込んで大変わかりやすく書かれているという点にある。そして理論を述べるだけでなく、実際のケースに応用する際に留意すべき事項についても詳しく述べている。たとえば、ROEは多くの経営者が重視している指標の1つであるが、その問題点のいくつかを提起して、それを修正し評価する方法について紹介している。また、バランスの取れた「持続可能な成長」の方法について一章を設け、実際の成長がそれを上回った場合と下回った場合の対策についても述べている。

   原著の巻末に設けられている用語集が邦訳で省略されているのは残念であるが、各章末にはまとめと章末問題があり、巻末にその解答と解説が掲載されているので、理解度のチェックができるようになっている。

   このように本書は、会計やファイナンスの予備知識をほとんど持たない人でも、ファイナンスの基礎全般を学べるように工夫されている。企業研修や大学でのテキストとしてだけでなく、独学で習得したい人にもおすすめできる。(戸田啓介)
あらゆる部門の管理者に方にお薦め
仕事柄、財務分析に関する本は何冊も読んだが、この1冊を超える本にはなかなか会えない。この本の価値は、商品紹介「企業財務は専門職だ」に示唆されるような専門家向けの専門書ではなく、企業経営に関わるあらゆる部門の管理者のために書かれているところにある。それは本書冒頭で語られる一節「財務分析は投資家や銀行等様々な関係者にとって重要な技能であるが、企業内部ほどこの技能が必要とされることはない」によく表れている。財務数値には事業方針、生産技術、在庫・信用管理など企業の実態が反映されており、ラインのマネージャーにとって財務分析は会社の問題把握、改善策の処方、財務的重要性の予想等に資することから重要となることが具体的に説明される。財務指標の効果的利用法(経験則、業界ベンチマーク、時系列変化)、持続的成長可能性と財務政策、割引現在価値法、埋没原価、リスクを織り込んだ投資評価、事業価値判断と包括的な内容が簡潔に纏められている。あらゆる部門の管理者に方にお薦めできる1冊。
ファイナンスの本を1冊選ぶとしたらこの本
ハーバードではありませんが、ビジネススクールでファイナンスを
主専攻にして渡された本がこの本でした。
出合ってってからもう10年以上経ちますが、ファイナンスの本を
紹介して欲しいと相談を受けたら今でも迷わずこれを勧めます。
名著です。
最簡・最良のコーポレート・ファイナンスのテキスト
ハーバードの教科書に使われていたということから、さぞかし難しいのかと思われるが、そんなことはない。コーポレート・ファイナンスの領域における論点を、ほぼ網羅しており、まずはコーポレートファイナンスの領域を確認したいという方、再度全体像を確認したい方には向いていると思われる。非常に平易に書かれており、日本語訳にも違和感はない。
 コーポレート・ファイナンスの最初の一冊としてお勧めできる。
記述は平易で読みやすいが、コーポレート・ファイナンスの論点をほぼほぼ網羅
ハーバードの教科書に使われていたということから、さぞかし難しいのかと思われるが、そんなことはない。コーポレート・ファイナンスの領域における論点を、ほぼ網羅しており、まずはコーポレートファイナンスの領域を確認したいという方、再度全体像を確認したい方には向いていると思われる。非常に平易に書かれており、日本語訳にも違和感はない。
 コーポレート・ファイナンスの最初の一冊としてお勧めできる。
面白くためになります
知的好奇心のある人にとって、とてつもなく面白い本だと思います。経営陣でないとし
ても、会社である程度の規模のプロジェクトに参加し出したら、お金のことも理解でき
る方が良いと思いますので、この本での勉強を強くお勧めします。

なお、僕はエンジニアでまとなファイナンスの本はこれがはじめてでしたが充分理解で
きたと思います。特に、理解度をチェックできる章末の練習問題が自習を助けてくれる
と思いますし、じっくり腰を落ち着かせて勉強する気のある人にはとてもよいと思いま
す。

コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる
/ ディスカヴァー・トゥエンティワン / ディスカヴァー・トゥエンティワン /
   日本における唯一の「国際コーチ連盟マスター認定コーチ」が、理論から実践までを体系的に著したコーチングの「基本書」である。理論については、たとえば、コーチングの基礎である「人の話を聞く」という行為を、生物細胞のオートクラインという働きによって説明することにより、他人の話を聞く能力を向上させる方法が詳述。また、人間の性格や価値観をコンピュータのOSにたとえ、コーチとしての能力を維持向上するためには、常に自分のパーソナルOSをバージョンアップしていく必要がある、と指摘しているところが興味深い。

   もちろん、コーチングスキルの方法についても十分ページが割かれており、特に相手への要求(リクエスト)の方法、話の聞き方(リスニング)、質問の仕方(クリエイティブクエスチョン)など、要点は具体例を交えながら詳しく書かれている。また、一般の読者だけでなく、プロのコーチあるいはコーチをめざす人も対象にしているため、「現役コーチのためのチェックリスト」「コーチのコア・コンピタンシー」といった項目も設けられている。

   文章は簡潔で読みやすく、予備知識がなくても十分に理解できる。また、チェックリストや各章のまとめなど、実用に役立つ工夫も凝らされている。コーチングを小手先のテクニックではなく、理論からしっかり学びたい人におすすめの1冊。(戸田啓介)
駄菓子感覚で流す本
結局コーチングという名を使ったカウンセリングの応用(?)。
コーチング・フローなどはまさに問題解決型カウンセリングだし
傾聴その他のスキルやアサーション的な発想が随所に見られる。

古いものに新しいラベルを貼って売るのはコンサルがよくやる手
だが、まさにそれ。

わかりやすさのためかもしれないが、
広く?浅い知識が羅列してある印象で
内容面も物足りない。

例えば、コーチング・スキル獲得の前提として
POS(個人的なOS:個人の考え方の前提、基本姿勢的なもの)
の変化が前提だとあるが、これほど難しいこともないだろう。
しかし、その手法はほとんど書いていない。

「コーチングとは、会話を重ねることを通して、相手に、
 目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標に
 向けての行動を促していくプロセス」と言い、行動を
 起こさせることの重要性を説いている本なのに、である。

つまり言っていることと、やっていることが違う。

また
コーチは人の内面ではなく行動を起こす環境を変えるのだ、
と主張しながら、POSの変化を主張するが、それはまさに内面
であり個人的な問題であろう。

言っている事も矛盾している。

新しい概念だと思い手に取った人間には物足りない。
全体としては残念な本。日経文庫の入門書のほうがマシ。




「すべては人の内側にあった」
「人はどのような動機で行動を起こすのか?
どのような条件が揃えば行動を変えるのか?」
何とワクワク、ドキドキするテーマではないでしょうか。
二○世紀における最大の発見が
「我々が心のあり方を変えることができることに気がづいたこと、
そして、心のあり方を変えることで、行動を変えることができることに気づいたことである。(ウィリアム・ジェームス)」(P117)
であるならば、この本からの私の最大の驚きは
「オートクラインとパラクライン」
「話してはじめて自分が何を考えているかがわかる」(P95)とそれを示すP97の図です。
「会話」についてのイメージが大きく変わります。
これは使える!
読みやすい。それでいてコーチングのポイントをシッカリ捉えている。読んでいて納得できる。使えそうな箇所に付箋を付けていったら付箋だらけになった。
コーチングの教科書
「一方通行ではなく、双方向でアイディアを出し合い、それを検討する。行動に移すためのアイディアもまた双方向のコミュニケーションから生み出す、この一連のプロセスをコーチングといいます」とあるように、コーチングは「教える」のではなく、「自発的な行動を促す」コミュニケーション手法の一つです。
コーチングは、目標を明確化し、さらにそれを達成するための行動を明確することを通して、目標達成を促すことができます。

本書にはそういった、コーチングとはどのようなものかから、基本やスキル、導入の仕方までを解説しています。
本書を読むことで、コーチングに関する知識は一通り身についてしまうと思います。
しかし、コミュニケーションの一つであるだけに、本で学ぶのには限界があると思います。
本書で伊藤氏が薦めるように、自分にコーチをつけるのはとても効果がありそうです。
各章ごとにポイントレビューがあり、また最後についたコア・コンピテンシーもついているため、とても親切ですが、内容が充実しているため、コーチングを知らない方が一度読んだだけでは整理が難しいかもしれません。
コーチングを身につけたい方にお薦めです。
味のない300ページ
 コーチングの第一人者ということであり期待して読んだが、それほど得るものはなかった。内容は主としてコーチングはどのような考え方で行なうか、コーチングはどうあるべきか、というコンセプトが述べられている本であると思います。
 しかし、理論的な背景が豊富にあるわけではなく、説明されている事例が特に面白いわけでもない。
 よいところがあるとすれば、参考資料「コーチのコア・コンピタンシー」の10ページだけではなかろうか、
 この本を買うなら、より薄くて理論的な背景もある「コーチング入門」を買うほうが良いと思う。

生産マネジメント入門〈1〉生産システム編 (マネジメント・テキスト) 生産マネジメント入門〈1〉生産システム編 (マネジメント・テキスト)
/ 日本経済新聞社 / 日本経済新聞社 /
今、日本に求められているもの!
 本書は、製造企業の中核機能である生産・開発といった、いわゆる「もの造り」の諸活動が、トータルシステムとしてどのような筋道でその企業の競争力に影響を与えるのか、その基本ロジックを明らかにすることである。
 これを展開するにあたって、本書の第一の目的は、製造企業の生産活動と製品開発活動を、バラバラにではなく、一体となって「競争力」(顧客にとっての商品の魅力度)を生み出す「トータルシステム」として説明することを試みる。それは、製造業の製品開発、生産、販売、さらには商品を買った人の消費活動など、顧客にとっての価値が生み出される全体プロセスを、「広義の情報」というコンセプトで一貫して説明しよう、という試みである。このように考えることによって、生産活動・製品開発活動はサブシステムとして位置づけられるようになる。第二に、本書は、サブシステムとして位置づけられた生産活動に分析の焦点を当てる。具体的には、トータルシステムの競争力につながる生産活動の中心的局面、QCDF(品質・コスト・納期・フレキシビリティ)とは何か、それはどのようなものか、に言及することになる。

近代生産システムは、位置的には市場から最も遠い場所に位置づけられるが、理論としては、われわれが想像している以上に市場への適合を考慮しているかもしれない、そんな感想を抱く。市場への適合を考慮する科学としてマーケティングがあるが、市場の変化が激しい今日、マーケティングだけでなく生産システムの側面においても、多様性への対応という視点から理論化が進んでいるのである。それにも関わらず、実際の側面でこれらの理論がどこまで応用されているか、甚だ疑問である。近代的生産システムが展開されている実際的側面の事例として自動車産業が挙げられているが、こうした理論が他の産業でも応用され、その産業においてマーケティングと融合していくことによって、強力な競争力を得ることができるのではないか、と考えられるのである。
ビジネススクール仕込みの本格テキスト
アメリカのビジネススクールのテキストは、そのテーマの研究について余すところなく触れているというものである。そんなことで、たいていは20章以上になり、カバンに入れると腕が抜けそうなぐらい重い。一方、日本でのテキストといえば、そういうタイプはほとんどなく、どことなく自説ばっかりであったり、どことなく説明不足であったりで、あまりディシプリンの標準を目指そうというものではない、という印象がある。

 本書は、著者がハーバードビジネススクールの卒業生であるからだろうか、アメリカ流の本格的テキストである。しかも、帯の宣言どおり、文系にもわかる生産管理の入門書である。納期、工程管理では必要かもしれないが、少々小難しい技術的な解説があったりするが。おそらくしばらくの間この分野の標準となるだろう。日本企業の事例(それは筆者が自動車産業の専門家であるからだろうが)にそこかしこで触れているのに、どことなくアメリカ的な解説が、本書のテキスト的な特徴を高めている。

 それにしても、いつも感心するのは、著者の描く図表である。いったい、どうやって書いているのか、と思うほど大量で、それぞれが驚くほど細かい。図7.9にいたっては、板書するだけで1時間半の講義が終わってしまいそうだ。東大の授業で使っているというが、著者は大体早口だが、それでも本当に全部講義しているのかと思うと驚愕である。著者の一連の成果は本当にすごいが、これが2年で改定されるかと思うと、恐ろしい。
読めばなるほど。
私は某自動車メーカーに勤務している。
この類いの本は,入社直後に読んだ大野耐一の「トヨタ生産システム」以来だ。
この本も,自動車産業をモデルにしているケースが多い。ロウ・テクだ,先がない,などと言われつつも,その幅広い裾野を考えると「基幹産業」といわざるを得ないからか?

さて,この本,サラッと読み流すのは困難だろう。しかし,一通り読むことで,「生産」の流れがひととおりわかるだろう。これから学ぼうとするものには概要を教えてくれ,経験者には「わかっているけど文章にできなかった」ことが書いてある,と思わせるだろう。「生産」というヒト・モノ・カネそれに情報が複雑に入り組んだ活動に携わる/携わろうとしている者にとって,ひとつの回答となり得る本だと思う。
バランスよくまとめられ現場管理者にも必読の書である
著者のこれまでの研究成果をバランス良く体系化した書である。入門編とあるが実務運営者にはわかりやすく書かれているので現場管理者、製造関係に従事する人にとっては1読の価値がある

マネジメント改革の工程表 マネジメント改革の工程表
/ 中経出版 / 中経出版 /
大企業病と改善のメカニズムがわかる
冒頭に、
「本書はTOC(制約理論)のプロジェクトマネジメント理論である
 クリティカルチェーン(CCPM)をベースとしている」
「この本ではむずかしい専門用語を使うことは極力避けている」
と書かれており、TOCやCCPMを全く知らない私でも面白く読めた。

CCPMを体系的に理解するための本ではないため、
読後もCCPMやTOCが何なのかは全くわからないが、
「本書の方法は決して新しいものではない。
 日本人の暗黙知の中では永年実践され、
 そして経験として先達から伝えられてきたものですでに存在していた知恵である。
 それをTOCの理論を使って、すぐれた暗黙知を形式知化して説明したに過ぎない。」
と紹介されている通り、現場の人間として参考になる点が多かった。

改革を実現するためのメカニズムをいかに工程表の中に埋め込むか、
そのHOWについて、例えば以下のような内容が書かれている。

・個別のバッファを削減し、厳しい納期でタスクを設定する
 ⇒個人の成長。納期達成のための工夫の動機づけになる
 ⇒報・連・相の活性化になる
 ⇒進捗がより見えやすくなり、先手管理(何日でできるか)・リスク予測(問題があるとしたら何か)が可能
 
・削減した個別のバッファは全体のバッファとし、チーム内で共有する
 ⇒チーム内に助け合い・ゆとりの精神が生まれる
 
・ODSCを議論・設定し、全体のベクトルを合わせる
 ⇒ODSC=Objectives(目的), Deliverables(成果物), Success Criteria(成功基準)
 
・ODSCのための工程表を逆算でつくる

「マネジメント改革」を進めるための、
個人のモチベーションを向上させる工夫や、組織全体を巻き込んでいく手段といった、
実践的なケース、いわばHOWのためのHOWの部分についての記述が薄いが、
改革のイメージづくりは本書で十分にできる。
逆にそこまで書いてないからこそ、わかりやすい本になっているとも言える。

マネジメント改善に悩む方で、CCPMについてあまりよく知らない方に特にお勧めしたい一冊。
良本
網羅的なプロジェクトマネジメントではなく、
成功させるための必要なポイントだけに絞り込んだ良本です。 

実際のプロジェクトでは、網羅的な管理ではなく、
ポイントを絞った効率的な管理をするためのツボを抑えることが重要です。

その点で、内容、コラムともに大変有益な本です。
人間中心の日本的CCPMの書
 シンプルすぎて、こんなに簡単でいいの?と思うくらい分かりやすい実践の書でありながら、経営の本質、ひいては人間の本質を突いている本です。
 昨今、モチベーションの低下やコミュニケーションの希薄化など、組織におけるひとの『こころ』に関心が集まっていますが、CCPMという圧倒的な成果をあげる仕組みが、モチベーションの向上や質の高いコミュニケーションの増加、さらには人材の育成をも促すという視点に新鮮さと、大いなる可能性を感じました。
 仕事で『サバ』読むのは、ひとには責任感があるから、相手をがっかりさせたくないからという着眼と、それを踏まえた上で、個別ではなく全体でサバを読むという発想は、まさに「コロンブスの卵」でした。
 このような発想が随所に見られ、読んでいくうちに元気と勇気が湧いてくる本です。
CCPMの解説本としては非常に分かりやすい
CCPM(クリティカル・チェーン・プロジェクト・マネジメント)の解説本としては、非常に分かりやすい部類に入ると思います。
「なんとなくクリティカルチェーンの考え方は分かるが、実際にはどうなの?」という方にはオススメかと思います。
また、「サバよみ虫」など、独特かつ日本の風土にあった面白い表現、直感的に分かりやすいイラストなど、随所に工夫がこらされています。
実践ベースの説明がなされているので、読んでみて納得するところも多いです。

あとは自分自身で体験してみるだけ?
TOCをやさしく書いた本です
TOCをかなりわかりやすく書いた本です。サバを読むことを逆手に取ったプロジェクトマネジメントに関しての知識が得られます。
個人的には要因分析図やプロジェクトマネジメントの実際の管理方法などの知識がもっと得られれば、という不満が残ります。
CD‐ROM付 目標を突破する 実践プロジェクトマネジメント CD‐ROM付 目標を突破する 実践プロジェクトマネジメント
/ 中経出版 / 中経出版 /
お金を出すほどのことは書いていない
PMを育てるに当たり、色々物色していた際に出会った一冊です。
図解やイラストが多く、PM初心者に向いているかと思い購入して読んでみましたが
お金を払って手に入れてまで読むほどの内容は皆無でちょっと損した気がしました。

著者も書いておられますが「仕事のできる親方なら誰でも知っていること」止まりの内容です。
この本につぎ込むお金と時間があるなら、もう数千円プラスして「できる人」と呑みにでも行って
ノウハウを盗み出すほうが得るものは大きいと思います。
コミュニケーションも取れますしね。

他のレビュアーの評価が高いことから、
私の読解力のなさが行間や紙背に込められた奥深さをくみ取れなかったのではないかと思い
著者が取締役を務めておられる会社主催のセミナーにも参加しましたが、
熱意のあまりに滑舌がはっきりせず、感情にまかせて声を張り上げる有様で
また、本書の内容をなぞるだけの微妙なセミナーでした。

購入を考えておられる方がおられましたら、ゴールコンサルティングの村上悟氏の著書か
TOC or CCPMの翻訳本の方をオススメします。
成功しかつ人に優しいマネジメント
システムのプロジェクトで進捗の遅れは日常茶飯事なのに、
どうして建設や工事などは、期日通り仕上がるのだろうと不思議でした。
秘訣は「親方バッファ」にあったのですね。
プロジェクトのメンバーにはサバをよませず、工程のバッファは親方が管理する。
一見メンバーにゆとりのない、無理を強いるマネジメントかと思いましたが、
むしろ逆で、メンバーが全力を尽くし、生じた遅れは親方が調整する。
とても人に優しいマネジメントだと思います。

挿絵などがあり、一見軽そうな中身ですが、
人間の心理を深くついた記述に納得しきりでした。
私にとってTOCに本腰を入れさせてくれた一冊。
発売当時書店で平済みにされ、「目標を突破する」というタイトルに目を引かれ思わず手にとってプロフィールをみたところ、なんと勤務先の取引先の方であるというウソのような偶然!
しかもそれまで、自分自身では独学でTOCをやってみてそれなりの成果が出ていたものの、何かもう一つブレイクスルーがほしいところに現れたのが本書でした。

TOCはロジックを追求するせいか、どうしても他書も論理的なところが前面に出て読みにくい本が多いのですが、これは岸良さんらしく極めて平易な言葉が用いられていたので、それまで抱えていたいくつかの疑問が解決されました。

この本をきっかけに自分自身のマネジメントの軸ができたことは、自分にとって大きな財産の一つといえます。
読んで楽しくなる本です
人を大切に、団結して、いい仕事をを成し遂げる・・・
その方法をわかりやすく教えてくれる1冊だと思いました。

プロジェクトの大小、種類に関係なく応用できると思います。
それは、この本が人に注目して書かれているからです。

普通は悪いとされる「サバを読む」という行為も
責任感の強い人におこる、むしろ良い行為ととらえているのが面白かったです。
ただ、それが隠れて行われることで不信感がうまれ、
やがてプロジェクトに支障がでるのですね。

その解決法もわかりやすく書かれていて参考になりました。

プロジェクトがいつも殺伐としてしまうという方にオススメです。

何事も人と人のつながり。
読んで楽しくなる本です。

人間はリソースではない
本書の至る所で、「タスクを行うのは人間である」と繰り返し述べられている。
それはたしかにそうだろう。

しかしながら、
本書でいうところの「人間」は、プロジェクトマネージャーのことのみを指し、
現場で悲鳴をあげている一担当者は単なる「リソース」として扱われている。

「サバよみ虫」は害虫だそうだが、「それは事実だろうか?」。
プロマネのさじ加減一つでコントロールされる一担当者は、
コントロールされることを快く思うだろうか?

「サバをよむ」のは、いわば、現場における自衛手段である。
それを諸悪の根源であるとする大前提は、非常に不愉快だった。
「人間=リソース」という考え方は、人間の尊厳を無視した暴論でしかない。

ついでにいうと、著者は、わざわざ本文の中で、自著を自画自賛・大絶賛しているが、
あまりにもしつこくて、鼻につく。悪趣味としかいいようがない。

グロービス MBA組織と人材マネジメント グロービス MBA組織と人材マネジメント
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / 佐藤 剛 /
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