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マネジメント
変革を定着させる行動原理のマネジメント―人と組織の慣性をいかに打破するか
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
新しい学びを実践し続ける為には、コツがある。
新しい事をやる際には、それを上手く定着させる事が何より大切だと感じているので、
参考になればと思い、レビューにて点数の高いこちらの本を購入。
継続、定着ささせるためのコツが
因果関係から整理されており、今の私にはとても有意義な本でした。
まずは、実例などを基に、行動をコントロールする4つの要素を紹介してくれます
1)承認による行動強化
2)脅迫による行動強化
3)処罰による行動弱化
4)無視による行動弱化
実際に、それらを使った変革を実践するに当たり、
著者は下記のようなプロセスを推奨しています。
「目標設定」 → 「測定」 →「フィードバック」 → 「承認」
分かり易く言えば、うまくPDCAを回す事でしょうか。
そして、そのプロセスを定着させるためには、
2つのコントロールすべき事がある事を紹介しています。
一つは「飽き」であり、もう一つは「慣性」です。
本著作では、特に「慣性」に着目されており、
さらに、個人、職場、会社の3つに存在する事を指摘し、
本著では、それぞれをマネージメントする方法の例を紹介しています。
全体として、非常に分かりやすくまとめられており、
理論的に難しいところはほとんどありません。
読者にとって、結局難しいのは、
それを実践する事なのではないでしょうか?
読了した私は、その点に関して、自分なりに努めていこうと考えています。
【個人的な学びメモ】
・行動に至る経緯は、
誘発要因(Antecedents)→行動(Behavior)→行動結果(Consequences)⇒誘発要因・・・であり、
これをABCモデルといい、次の行動につなげる為には
Cを出す事が必要である事が分かる。
・行動の背景は「PIC/NIC分析」にて分析できる
・「飽き」が生じないように、新しい刺激を受けられる環境を作る。
・「慣性」をマネージメントするには、各階層でセルフコーチングする。
行動の結果、価値はあったか徒労であったか
筆者のコンサルタントやコーチングのキャリアを生かして、実例分析を取り入れた行動原理の解釈と実務への適用を説いている。何をもって成果とするのか、必用な行動とはどのようなものなのか、どのようなタイミングが必用なのか、そしてそれらは測定可能なのかと言った問いかけが印象的である。個々のシーンを示して、モチベーションの望ましい姿を整理しその継続のための方法を5つのステップとして提言している。
行動の原理である「ABCモデル」が、この理論の根幹としてある。ABCといっても、日本語で言う「イロハ」ではない。誘発要因(Antecedents)、行動(Behavior)、行動結果(Consequences)の略である。このうちの「行動結果」が将来の行動を決定づける最大の要因だ、とする。すなわち、次回の誘発要因にリンクするかを決める。経験を元に今後を腹に思うことはよくあることだ。私達は、飲食店や衣料品店で行列のできる店に足を運んだ結果、また来たいと思うかと自問をしているものだ。このAとCは、論理学ではそれぞれ「前件」、「後件」を指す。条件と帰結を意味する用語を用いたのは、このような含意もあるのだろう。
「一度身につけた思想・価値観・行動様式」(p.200)という慣性と変革に隔たりがあるからこそ、あれこれ考える元となる。私達は、制約された認知機能を有効に活用する知恵として、ヒューリスティックスによって解いていると考えられている。このプロセスを変えないことには、変革と言っても厳しい。本書では、自己への問いであるセルフクエスチョンと、組織成員共有の問いであるコモンクエスチョンを扱っている。「問い」が行動を慣性への刺激と成長を促すとすれば、良質の問いについてまず、自己への問いへの問いかけから実践してみないといけない。
目次、章節項。索引、なし。参考文献、巻末にあり。ひも、なし。行間が読める。
社会生活におけるいろいろな場面に応用できそうな手法
本書で取り上げられているのは,あくまでもビジネスシーンで人を動かすマネジメントについてですが,
例えば,教育の場面で子供たちの学習を支援する手法にも応用することができるし,
病院などで,沈みがちな患者さんの意識を明るいものに変えていくといったことにも応用できる手法だと感じました.
つまり,きちんとコーチング(人間の行動原理のマネジメント手法)を勉強した人間(上司,教員,医者など)
の綿密な計画による支援によって人間の行動はより良きものに変革していくのだということがよくわかりました.
蛇足ですが,コーチング手法を活用して配偶者をコントロールすることも可能なのかもしれませんね.
そんなことを考えてしまいました(笑.
組織風土を変えたいと思っている人へ
コーチングを用いる企業コンサルタントが書いた本なので、組織改革を根付かせるための法則や手法が細かに記されています。また、実際にコンサルティングをしている過程で見た実例や、聞かれた質問があり、これが良くありがちな内容なので、非常に問題が身近に感じられます。
社長や事業部長は毎年・毎期ごとに改革を訴え、仕組みや組織を変更します。しかし、その思いは全く社員に浸透せず、最終的に結果が出ないことを経験していませんか。それは、人と組織にはこびり付いた風土があるからです。著者はこれを物理学の慣性に例えています。一定の動きを持った物体はその動きを続けようとするのです。
では、人と組織の風土・慣性を変えて定着させるにはどうしたら効果的なのでしょう。表紙が物語っています。きっかけがあり、行動があり、結果があり、その結果は次のきっかけにフィードバックされるのです。ミクロ的には脳内ニューロン、マクロ的には人やチーム、部や支社でしょうか。これらも良い結果に対して正のフィードバックをかければ、より良い行動が生まれるきっかけが強化されていくのです。
この本は、この原理と正と負フィードバックのかけ方を的確に学ぶ良い教科書と言えるでしょう。ちなみに、正のフィードバックの重要なポイントには存在承認・行動承認・結果承認があります。詳細は是非本書をお読みください。
実践的な内容です
行動科学を会社組織に活用している、行動科学のマネジメント系の本は数えるほどしかない。
そのなかでも、実践的な内容となっている
著者のピクニック分析の展開は、行動科学の難しい言い方(日本語的に)を気にせず、スッと頭に入り、即実践出来た
文書のリズムもあるのだろうが、数時間で読了が可能な割には中身が濃かった
行動科学を会社へ導入を検討されている方には最適な一冊になると思う。
マネジメント 下
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 /
経営論とマネジメント
私はピーター フェルディナンド ドラッカ氏の著書は経済、政治だけでなく社会構造の理解と見通しのために我々が最も身近に接する経営とマネジメントを切り口にしたものと考えています。
政治や経済についても著書がありますが、興味が湧きつらく購入はしましたが読み終えていないものがあります。
マネジメント上下と経営論は価格とページ数で億劫になりそうですが、理系、事務系、技術系を問わず組織や部下指導、運営目標作成と実行などに参考になる考え方がたくさんあります。
3冊読むために時間を惜しまず、ゆっくりとしかし確実に理解することにしています。(マネジメントの下を読んでいる途中です。)
う〜ん、ちょっとねぇ。
内容的には、良い物だと思います。
でもねぇ、業と難しくしすぎのような気がします。
翻訳者の方の意図かもわかりませんが、
「難しい」=「優れている」
と言った学者さんの誤った見解があると感じてしまいます。
しかし、辞書代わりに「目次」だけ参照していくと
星4つになります。内容は、さすがに濃いですね、うん。
行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論
/ 日本経済新聞出版社 / 日本経済新聞出版社 /
行動を他者から変えられる、自ら変える
行動分析学という学問分野は、比較的新しく心理学のB・F・スキナーが打ち立てた心理学の体系だ、と紹介がある。企業合併後のHR担当者が登場するストーリー仕立てとその解説という論述方法である。ストーリーは好子(こうし)や嫌子(けんし)の強化あるいは弱化というような手法の混合した使用法が中心となる(p.55)。効果の出る行動制御の解説と言って良いかも知れない。330ページ余りを全17章構成にしてあるので、各章単位に読みやすい構成。
入念なのは、第6,7,8章で取り上げた「教える」と「導く」の違いを知ることにもなる、「新しい行動を習得するための鍵となる手法」(p.176)の解説だ。これには、(1)教示、(2)モデリング、(3)身体的誘導、(4)シェイピング、(5)チェイニングの五つがある。前の三つが教えるに、後の二つが導くに関係する。シェイピングは小目標での成功体験を形作り、チェイニングは目標達成に向けた連鎖する行動を逆順に体験することで未経験の達成感を早取りしようとする方法である。いずれにせよ、行動観としては「随伴性」という行動直後の状況の変化によって行動パターンを身につけて行くという手法である。ポイントは、60秒以内に何をどうできるかにかかっている、とする。
好子、嫌子という心に与える因子については、これらの持つダークサイドも論じておく必用があろう。たとえば、私達がある事件に巻き込まれた際に、無関係の者はどうなるのかという点など。なぜなら、それらは相手の発言や行為の直後に何らかの仕掛けとその後の行動への影響を前提にしているからである。同様の言説と行動の変更事例は、宮田加久子『無気力のメカニズム』にも紹介されていた。これは「コントロール感の喪失」を中心とした研究ではあるが、結果として同じような影響力を扱っている。
目次、章節。索引、なし。参考文献、ちょっぴりあり。ひも、あり。
あまりにも理想的
初めて行動分析学について書かれている本を読みましたが、内容は素晴らしいと思います。
ですが、お金の視点が欠けいるために理想論だと考えます。
現実には合併には待遇、給料の問題が付き物です。会社経営陣が高い日本の社会保険料を嫌って総人件費を押さえる対策を行っていた場合、サカモトはどんな行動を起こすのかが、私が一番興味のあるポイントです
また、著者の経歴を見る限り日本の九割を占める中小企業に関わった経験はなさそうです
次回作は賃金カットボーナス無しは当たり前のいい加減な経営者の元で社員の指導をするサカモトの姿を読みたいものです
マズローの欲求階層説の安全欲求を満たせていない者へのアプローチの仕方がこの本には欠けているため、星を減らしました
面白い!
ビジネスマンのだんなさんを持つ友人から勧められ、読んでみました。
友人のだんなさんが読み、友人も読んでみて、面白かった、と・・・。
もともとは会社における人事の話し、というか
会社において、みんなが働きやすい、いい環境を作るためには
どうしたらいいのか?ということが「行動分析学」だと私は本を読んで
思ったのですが、これ、本当に非常に面白かったです。
私もサカモトみたいな人に出会えば
もっと素直になれるかな?なんて思ったり(苦笑)。
これ、ビジネスマンとか会社の組織、人事向けのことばかりでなく、
誰もが読んでためになるいい本だと思いました。
というのも、誰もが家族、ご近所さん、パートやアルバイトでも仕事仲間がおり、
日々人間に囲まれて暮しているからです。
その上で、家族や周囲の人々、仕事仲間などをよい方向に持っていく、
導いて行くためのメソッドとして知っておくのはとてもいいことだ、と
思いました。
イラストもないし、硬い感じの表紙だし、もっと難しいのを想像していました。
が、おふざけやお笑い、イラストなど一切なくとも
とても分かりやすく、「分かってもらおう」という著者の意思が感じられる
好著だと思います。
オススメです。
すごく参考になるのだけれど
「やる気がない」「前向きではない」などの人に対する評価はその人がとる行動によって決定されます。
となると、課題は「やる気がない」ことなのではなくて「やる気がない」を引き起こす行動ということになり、その行動をいかに変えるかという視点から行動分析学をマネージメントに利用する際のいろんな事例を沿えて紹介しています。
ストリー仕立てで非常に読みやすく、なるほどと思うことも多くて参考になりますが、あまりにも単純化しすぎているような気がして、紹介されているようにうまくいくかは疑問です。また、実際に行動分析をしていなくても本能的にそのような行動をとっていることも多いと思います。
しかしながら、「好子」「嫌子」などの概念は行動分析学を全く知らなかった私には非常に新鮮で、そのようなことを意識してマネジメントを行うことは非常に重要だと感じました。
マネジメントに携わる方への行動分析学の入門書として適しているのではないでしょうか。
学術的なビジネス書だが分かりやすい
学問を一般向けに分かりやすくまとめる事ほど難しい事はありません。ビジネ
スで行動分析学に関心を持ち、著者の一人杉山尚子先生の
行動分析学入門―ヒトの行動の思いがけない理由 (集英社新書)を読みました。
そのレビューでも書いたのですが内容が教科書的でいまひとつおもしろくない。
対して本書は更に一般向け、読みやすいことを第1プライオリティとして書かれて
いるのでしょう。理論に事例の提示があり、読みやすく、楽しく行動分析学を学
ぶ事ができます。前者が概論テキストとすると後者(本書)はワークブックといった
位置付けになるのではないでしょうか。行動分析のおいしいところだけ使いたい
のであれば本書を、学問としての骨格まで見たいというのであれば「・・・入門」を
読んだらバランスが取れます。
行動分析学は日本では特別支援教育の方でばかり目を向けられているようですが、
海外ではビジネスへの応用に早くから着目されているそうです。まだ日本でビジ
ネスと行動分析学との距離はまだ広いようですが今後注目される分野なのではな
いでしょうか。人事マネジメント、組織改革に携わっている方であれば一度目を
通しておいてもいいと思いました。
女子高生ちえの社長日記―これが、カイシャ!?
/ プレジデント社 / プレジデント社 / AKIRA /
無知(女子高生)故に、基本から理解出来る
タイトルのように、女子高生のチエが製造業の社長として抜擢され、若さを武器に成長していくお話です。
営業や工場や開発の現場に赴き、女子高生らしい発想を持ちながら、会社の経営改善を行います。
女子高生らしい思考が、会社に持ち入ることで、凝り固まった考えに、新たな光が差し込む。
(実際そんな上手くいかない、というのは置いておいて…)チエが、年上ばかりの会社で活躍する姿は、読んでいて清々しいです。
チエを中心とした登場人物たちが、会社を経営するうえでのノウハウや用語を、誰にでも分かる比喩にしてくれ、理解を助けます。
話題毎に章(全19章)が組まれており、それぞれの中でビジネス用語が数個出てきます。
重要な語句に対しては、章の終わりに丁寧に(1,2ページで)纏められています。
また、最近の海外への製造委託や在庫・品質管理等の多くの問題点を、メリット・デメリットを踏まえ詳細に解説されています。
これらは、製造業の”正しい答えのない”問題に対して、最適解を得るための基礎知識として役に立つと思います。
気になった点として、両親の呼び方が、父殿、母殿であったり、主人公と喋る飼猫など、少々奇抜な設定です。
また、登場人物は、みな一人称が「自身の名前」であり、違和感がありますし、多少分かりにくいです。
とは言え、現在、大学生である私には、会社の仕組みや社会での用語を知ることが出来ました。
読み易い物語の中で、基本知識を流れるように得られるため、これから社会に出るという人にはお勧めです。
ベースとなる小説に無理がありすぎて、そこばかりが気になってしまった
タイトル通り、女子高生が社長となって
会社の中のことを勉強していくビジネス本。
小説形式で書かれ、一定のストーリーをベースに
主人公がわからない会社の事情や仕組みを解説していく流れ。
非常に面白かった「もしドラ」と同じような雰囲気を感じたが、
そこまで魅力的な内容ではなかった。
製造業における基本的な用語や仕組みはわかりやすく、
自分の仕事に関係がなくとも好奇心をそそられるのだが、
ベースとなる小説に無理がありすぎて、そこばかりが気になってしまった。
「会社のことが何もわからない主人公と一緒に学ぶ」というコンセプトは理解するが
せめてもう少し感情移入しやすい、違和感のない設定にして欲しかった。
100円均一ショップが「ひゃっきん」と呼ばれていることを
30代の経営コンサルタントが知らないとは思えないし、
学校がある社長のために会議を土曜日にズラすのもデメリットが大きすぎる。
もともと目標が設定されているわけでもないので
ストーリーとして結末らしい結末を迎えず、
まさに「日記」のようにただ日々の出来事が書かれているだけ。
1日ほどですんなり読めることもあって
製造業に関する事柄を学ぶ研修本としては敷居が低いが、
本としての面白味はかなりイマイチ。
失敗しない社長
先代のDNAとか、先代が生前話していた経営哲学とか、経営コンサルタントの助言を受けていたりと、
主人公は手ぶらで社長になっているのでありません。
大なり小なり、失敗を積み重ねて努力して成功するものだと思いますが、
本作の主人公は、苦労はしていますが、一度も失敗する事がありません。
主人公の素人とは思えない着眼点の素晴らしさは、先代譲りなので読んでも真似出来ません。
読んでみると生産管理と在庫管理が学べます。挿絵は、本を売る為の飛び道具で、私には不要でした。
この社長は、現状商品の改善に非常に尽力していますが、
将来へ向けての方向性や、新製品の企画・立案・開発など、未来へ向けての発展的な要素は弱いと思いました。
この社長は、今を精一杯把握して変えるだけで、5年先を見ていません。
主人公はとても苦労しますが、素人がいきなり社長になって、一度も失敗しないので、読んだ後は爽快です。
知らない言葉も、業務で使っている言葉も、一般常識も幅広く書かれていて、読んで損はありません。
「社長とは」を学ぶ本ではなく、「製造業の会社とは」を学ぶ本だと思います。
細かいことをいえば
いきなり、都内のカトリック女子高生チエが,社長になるところからはじまっていますが、
いきなり、間違っています。
兄が、自治医大をでて、27歳で研修医、新潟の病院に勤務していることになっていますが、「こんなことはあり得ません!」自治医大は、各都道府県単位でお金を出しています。
つまり、東京都出身の人は東京都からいわれた、東京都自治体内にある病院に勤務しなくてはいけません!つまり、小笠原諸島などの東京都の僻地に行きます。ただし研修期間の2年間は僻地でなく大病院で腕を磨く場合もあります。東京都指定の多くは、2年間は23区内勤務です。
神奈川県出身なら神奈川県内勤務、愛知県出身なら愛知県内勤務が義務づけられています。
もし現役で自治医大に入ったのなら,臨床研修期間は26歳までです。
そのあとの義務勤務年限は7年あります。(合計九年)
あと、いくら、義務年限が2+7=9年あるといっても、お金を払えば、義務年限はなくなります。
このため、(なぜか)自治医大には社長の息子など,お金持ちはいません。開業医の息子も一人もいません。せっかく育成してもお金をはらって、義務年限を逃げられては困るという方針があるからなのでしょう。まあ、優秀でお金持ちの人は慶応医学部など行くところはいくらでもありますから、自治医大は貧乏で優秀なひとのための医学校という方針は正しいと思います。
でも、チエのお兄さんの「まさと」さんは社長の息子だから、あれ?自治医大に...おかしいな?
作者さま、小説はいくらフィクションといっても、細部にこだわらないと、おもしろみが半減しますよ!
表紙は可愛いが内容は濃い
萌え系だと侮ってはいけない。
内容は詳しく、製造業の基本的な内容は網羅している。
経営学を勉強している学生にも良いかもしれません。
社訓の大切さを説くところも良いと思います。
マネジメント改革の工程表
/ 中経出版 / 中経出版 /
ゴールドラッドのクリティカルチェーンを実践するための方法がわかる
ゴールドラッドの
「クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?」
http://www.amazon.co.jp/dp/4478420459
を読んで、実践方法に自信がない方は、絶対読んだ方がいいです。
冒頭の言葉:
”It's common sence but not common practice
- 常識だけど、常識を実践するのはものすごく難しい
この言葉で、著者の目の前は急に明るくなった。”
この文を読んで、心臓に響いた方は、きっと改善を推進して失敗した経験があるのではないだろうか。
そう感じた方にお勧めの本である
本書は業務改革のゴール設定から段取り、進捗管理まで、通して考え方と方法論を示している。
理論としては、TOCのクリティカルチェーンをベースにしている。
TOC理論として確実に理解できるものは:
プロジェクトバッファという形で、各工程の安全代(サバ)を集めることにより
・マネージャは、一つのバッファの増減のみで、プロジェクトの進捗を管理できる
・各担当にサバがないので、遅れは必ずマネージャに伝えなくてはならないので、問題が早期に伝わりマネージャが対処できる
・サバを集めることにより、サバをざっくり半分にできる。(工程が十分多い場合)
クリティカルチェーンの手法は、
・業務改革の計画自体
・改革対象のプロジェクトの段取り自体
の両方に適用している
もうひとつの柱である、改革の目標設定に関しては、
ODSC -「科学的目標すり合わせ」を提案している
・Objective
・Deliverable
・Success Criteria
また、Balanced Score Cardの視点を入れること。
それ自体はきわめて当たり前ではあるが、定量的な成功基準の例として、
・「このシステムをぜひほしい」とお客様に言われる
・「われわれが成功したのもこのシステムのおかげだ」と社長が言う
といったものも、数えられる例として挙げているのは、著者の「わくわくする改革」への気持が感じられる。
「プロジェクト」を進めるかたは、ぜひご一読を。
改革などのプロジェクト活動を進めるかたは必見です。
本書は、プロジェクトも人も健全になるプロジェクト管理方法が
紹介されています。なお、方法はTOC(制約条件の理論)に基く
ものでして、科学的にも効果的とされています。もちろん、理論
を知らなくても飾り気の無い文章なので分かりやすいでしょう。
プロジェクトが遅々として進まないのはなぜでしょう。
・各タスクでサバが読まれた余裕のある納期があるから。
・結局、納期ぎりぎりにならないとやらないため。など。
責任感が強い人ほどサバを読み、結果として仕事を抱え込んだり
自分だけよければと個人プレーになったりしてしまいます。
しかし、サバを取ると人間の行動はチームにとって好ましくなる
ことをご存知でしょうか?例えば、自己流では間に合わないと自
覚して他の人から学んだり、助け合ったりするようになります。
このような人の基本的な性質を利用して、目標のすり合わせ(ODSC)
を行い、着手後いざという時に先手が打てる方法を本書では紹介
しています。タスクを「〜する」と動詞で表現して共有するとか、
開始後は「あと何日?」「問題があるとしたら何がある?」と聞
くとか、助言も具体的で助かります。
大企業病と改善のメカニズムがわかる
冒頭に、
「本書はTOC(制約理論)のプロジェクトマネジメント理論である
クリティカルチェーン(CCPM)をベースとしている」
「この本ではむずかしい専門用語を使うことは極力避けている」
と書かれており、TOCやCCPMを全く知らない私でも面白く読めた。
CCPMを体系的に理解するための本ではないため、
読後もCCPMやTOCが何なのかは全くわからないが、
「本書の方法は決して新しいものではない。
日本人の暗黙知の中では永年実践され、
そして経験として先達から伝えられてきたものですでに存在していた知恵である。
それをTOCの理論を使って、すぐれた暗黙知を形式知化して説明したに過ぎない。」
と紹介されている通り、現場の人間として参考になる点が多かった。
改革を実現するためのメカニズムをいかに工程表の中に埋め込むか、
そのHOWについて、例えば以下のような内容が書かれている。
・個別のバッファを削減し、厳しい納期でタスクを設定する
⇒個人の成長。納期達成のための工夫の動機づけになる
⇒報・連・相の活性化になる
⇒進捗がより見えやすくなり、先手管理(何日でできるか)・リスク予測(問題があるとしたら何か)が可能
・削減した個別のバッファは全体のバッファとし、チーム内で共有する
⇒チーム内に助け合い・ゆとりの精神が生まれる
・ODSCを議論・設定し、全体のベクトルを合わせる
⇒ODSC=Objectives(目的), Deliverables(成果物), Success Criteria(成功基準)
・ODSCのための工程表を逆算でつくる
「マネジメント改革」を進めるための、
個人のモチベーションを向上させる工夫や、組織全体を巻き込んでいく手段といった、
実践的なケース、いわばHOWのためのHOWの部分についての記述が薄いが、
改革のイメージづくりは本書で十分にできる。
逆にそこまで書いてないからこそ、わかりやすい本になっているとも言える。
マネジメント改善に悩む方で、CCPMについてあまりよく知らない方に特にお勧めしたい一冊。
良本
網羅的なプロジェクトマネジメントではなく、
成功させるための必要なポイントだけに絞り込んだ良本です。
実際のプロジェクトでは、網羅的な管理ではなく、
ポイントを絞った効率的な管理をするためのツボを抑えることが重要です。
その点で、内容、コラムともに大変有益な本です。
人間中心の日本的CCPMの書
シンプルすぎて、こんなに簡単でいいの?と思うくらい分かりやすい実践の書でありながら、経営の本質、ひいては人間の本質を突いている本です。
昨今、モチベーションの低下やコミュニケーションの希薄化など、組織におけるひとの『こころ』に関心が集まっていますが、CCPMという圧倒的な成果をあげる仕組みが、モチベーションの向上や質の高いコミュニケーションの増加、さらには人材の育成をも促すという視点に新鮮さと、大いなる可能性を感じました。
仕事で『サバ』読むのは、ひとには責任感があるから、相手をがっかりさせたくないからという着眼と、それを踏まえた上で、個別ではなく全体でサバを読むという発想は、まさに「コロンブスの卵」でした。
このような発想が随所に見られ、読んでいくうちに元気と勇気が湧いてくる本です。
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
/ 阪急コミュニケーションズ / 阪急コミュニケーションズ / Tina Seelig /

Amazon.co.jp の多くのお客様がわたしの本を読んでくれたと聞き、たいへん嬉しく思います。
日本に関することは、スタンフォードの才能豊かで創造力あふれる日本人の学生たちから学びました。彼らは本当に聡明で、大きな夢を抱いています。人生でもっとも興味深いことは、あなたが定められた道をはずれ、常識を疑い、リスクをとり、自分で幸運を呼び込んだときに起こります。このことをわたしは彼らに教えてきました。問題というのはたいてい、見方を変えればチャンスなのです。
Amazon.co.jp のお客様も、それを実感できる経験を積み、自分の限界を試す許可を自らに与えて、可能性に満ちた世界を自分の目で見つめてください。
内容は 意外と宗教 的ですよ
1.内容
著者は「神経科学の博士号を取得し」、現在では「アントレプレナーシップとイノベーションの講座を担当」(以上のカギカッコ内はプロフィールより)している先生だが、その先生が、すべての人が必要とされる、起業家精神を説いたもの。
2.評価
最初のほうは、興味深い起業の事例がいっぱいあって、面白いと思った。また、内容はおおむねいいと思う。ただ、「神経科学の博士号を取得し」たわりには、内容が宗教的で(私は、何冊か、いわゆる自己啓発本を読んだが、どこかの自己啓発本に載っていそうな内容が後半部分で多いように思った。なお、いわゆる自己啓発本は、一説によれば宗教的な思想がベースになっているとか)、評価が分かれると思う。内容的には星5つだが、宗教的な感じが評価が分かれると判断し、星1つ減らして、星4つ。
自分なりに整理する事でより有効になる。
最初はよくある成功者の習慣を羅列した本かと思いましたが、やたらと売れているので
読んでみたところ、これは使い方によってはかなり有効だと思いました。
流し読みして「なるほどね」と思ってしまえばそれまでですが、キーワードだけを
抜き出して手帳にメモし、時折眺めてみるだけで思考のルールが変わってくるかと思います。
例えばサーカスの例で出てきた「典型的なポイントを羅列して、それをひっくり返してみると
これまでと違う斬新なアイデアになる事がある」というような事をメモしておくわけです。
自分には無理とか、ばからしいと思う前に上記のように簡略化して応用することで
この本の効果は何倍にもなると思います。
与えられた課題を解きながら読む本。
『いま、手元に五ドルあります。二時間でできるだけ増やせと言われたら、
みなさんはどうしますか?』
本書の冒頭の一文であり、著者が実際にスタンフォード大学で学生に出した
課題である。与えられた期間は四日間。
このような問題が何個か紹介されている。
これらの問題を全力でじっくり考えてから読み進めず、さらっと読んでしま
うと本書は一瞬にして良書から悪書になってしまうだろう。
本書は自己啓発本に分類されるかと思うが、起業家精神を説いた本である。
-常識にとらわれるな-
-失敗を恐れるな-
-常にアンテナを張り、機会を逃すな-
など様々なエッセンスが筆者や友人の経験論から解説されている。
これらも当然大事だが、起業家に大事なのは冒頭に挙げられたような問題に
対していかに真摯に取り組み、一定水準の答えを出す事である。
ゆえに、本書を読むにあたっての最も注意すべきポイントは、
『問いが与えられたら、自分なりの解を出すまでいったん書を置くこと』
にあると私は思う。
その分時間はかかりますが、力は自ずと付いてきます。
★は4。
若者向け五輪書
評価が良かったので、ワクワクしながら読み始めましたが、半分読むのに1カ月以上かかり、そこで挫折しました…。
なぜなら、内容のほとんどが宮本武蔵の五輪書(ごりんのしょ)とかぶっていて新しい感動が無かったから。
もちろん、エビソードなどは違いますが、伝えたい事・言いたい事は同じだと思います。
まぁ、若い世代10代〜20代にはこちらの方が読みやすくて良いかも知れませんが、興味のある方は、先人の残した本(五輪書)も手にとって頂きたいです。
原文で読まなくても、解説本など多数出ていますので意外に読みやすいですよ。
本書については内容は悪く無いですが、私個人としては新しい発見が無かったので☆1つとさせて頂きます。
今風自己啓発
いくつかの自己啓発本には残念ながら今の時代にはなかなか使えない部分もあると思います。
この本は他の自己啓発本と違い、失敗することを恐れるな、チャンスはどこにでもあるということを繰り返すだけのものではありませんでした。
他のレビュアーの方も仰っていますが、一言一句すべてが印象的な一冊でした。
抄訳マネジメント―課題・責任・実践
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / 上田 惇生 /
エッセンシャル版と併用してます
大著1千頁の『マネジメント』を読了しましたが、二度と読む気がしませんでした。その理由はノートに纏め切れずにいたためでした。そんな中で、エッセンシァル版と間違えて本書を買って仕舞いましたが、なんと本書では、図式して内容が纏められているので、重宝しています。エッセンシャル版の洗練度にはもちろん劣りますが併用するべきは本書であるとも言えます。図を見ているだけで十分に、あの大著『マネジメント』が堪能できます。
レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
/ 東洋経済新報社 / 東洋経済新報社 /
セルフマネジメントを覚えるのにうってつけ
本田直之さんのレバレッジシリーズです。
この本の対象者は中小企業や個人でやっている人です。ですから、サラリーマンが買うと「なんのこっちゃ?」となりますのであしからず。
ただ、タイムマネジメントの重要性と業務の重み付け、仕事を他社に配分するという、先に書いたフォーカルポイントで書かれている内容とほぼ一緒の事が書いてあります。
ただ、レバレッジを利かせるには、他社をうまく使えという教えにあるようにブランドマネジメントの重要性を説いています。また、余計な事をさせないためのルーチン化も説明しています。
つまりは、大企業ならば手取り足取り教えてくれる内容をベンチャー企業の経営者へ説明している、という事なのです。
ですので、そういった方でしたフォーカルポイントと合わせて読まれるのが、調度良いかと思います。
(とは言っても、ドラッカーとか読んでいたりする人には必要ありません)
自身を加速させたい人へ
「時間がない」「儲からない」「余裕がない」……
すべての原因と結果はあなたの思考にある!
という帯に惹かれて購入。
「レバレッジ=てこ」なわけだが、
これを題材にした自己啓発本は以前にも見かけたことがあった。
それをマネジメントと組み合わせるという一見ありきたりな発想のようで、実に具体的な組織論、経営論が書かれている良書である。
この本を読むべき経営者とは、熱意や情熱と言ったモチベーションは十分持っているが
やり方、考え方と言ったメソッドが分からないという人、
そういう人にこそ向いていると思う。
自己啓発的な内容よりも、様々なケース、例えを持ち出した実践的な話がほとんどを占めるからだ。
自身のやる気に加速をつけたいと思っている人。必読です。
「仕組み」を作る
レバレッジ・マネジメントで重要なのは、「経営者」、「時間」、「営業」、「ブランド」の4つのレバレッジであると展開されている。それぞれの項目で参考になるレバレッジ手法が紹介されているが、その中でとても参考になったのは、「うまくいったノウハウや情報を共有仕組みを作ること」(経営者のレバレッジ)、「あの会社と取引があるから安心だ」と思われる顧客を経営者もしくは幹部クラスががっちり掴む」(営業のレバレッジ)の2点である。
本書のお陰で自分自身を投資せずして儲けるためには、仕組みを作るしかないということを再確認できた。もちろん大会社の中で仕組みを作るのは容易ではないが、チームの中で作れる仕組みもあるはずだ。要は物の考え方次第なので、若者でも意識一つ変えればチーム単位で儲かる仕組みを作ることが可能である。また、有名会社との取引有無が他社との取引成立に関係してくることは目から鱗。今後はこれを踏まえて上司とも接するべきだと考えさせられた。
本田書物名物の有名人語録にも注目。
経営者は必読の良い本
著者のレバレッジシリーズのなかで一番良いと感じました。経営に必要なノウハウも多く、当たり前のことではありますがとても大切な事項がたくさん書かれています。少ない労力で大きな結果を得ることを目的としてはいますが、少ない労力も効果的にポイントをついてやらないと全く意味がないので、この本は参考になると思います。この本に付随して著者のセミナーにも行きましたがとても為になりました。(セミナー内容自体は本の内容とほとんど同じで多少物足りなさは感じましたが)小規模事業者やベンチャーの経営層、中間管理職以上の方は必読かもと感じました。
何事も、《基本》が大切。
パッと読んだ感じでは、《当たり前》のことばかり書かれていて、意外性に欠ける、という感じがしました。でも、「俺は、この《当たり前》のことを、本当に実行しているのか?」と自問自答してみると、実に半数以上の項目を、実行していないことに気付かされます。何事も、《基本》が一番、大切。という訳で、大変参考になる良書でした。勉強になります。
(追記:私は経営者ではなく、ただの平社員ですが、副業を始めたので、そちらの方に応用したいと思います。)
【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へ
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / 髙木 晴夫 /
組織行動論の俯瞰に最適の書
MBA時代に学んだ組織行動論をもう一度勉強しなおそうと手にしたのが本書。
最新の理論がわかりやすく解説され、実務にも応用できそうなものが多分に含まれていました。
人事担当者必読の本だと思います。
組織行動論の名著最新翻訳版
MBAの科目にOrganizational Behavior(略してOB,日本語訳は組織行動論)と呼ばれる科目があります。本書はアメリカで絶大な支持を得ているOrganizational behaviorの教科書「Essentials of Organizational Behavior」の最新翻訳版です。原書では、教科ということもあり、頻繁に改訂されていますが翻訳版は長らく更新されませんでした。OBはまだまだ発展途上で研究結果などにより内容が大幅にかわるため常に最新版を読む必要がありますが、正直いって日本語で読めるまともなOBテキストは本書しかないので、古い内容を我慢して読んでいました。その最新訳なので、それだけで星4つとしました。
結構あつい本ですが、Essentials of Organizational Behaviorの名の通り、実は原書ではOrganizational Behaviorという教科書はあり、こちらは要約版です。でも、本格的にOBを勉強しない場合、およびMBAレベルはこちらで十分です。品質は保証付きですので、マネジャーを目指す方には必ず読んでほしいです。
星5つにしなかったのは日本語訳が個人的にはちょっと読みにくいためです。
パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学
/ 米田出版 / 米田出版 /
行動分析学はいけそう。
他のレビューでも指摘されているが、
効果には疑問を感じるものもあった。
が、視点は役立つ。
なお、作者自身が9ページの注釈で
以下のように補足しているとおり、
わざと簡便な説明にしてあるので、
入門も読んだほうが良い。
「"行動分析学入門"では、
行動随伴性をさらに細かく分析しているが、
本書では簡便さをとり、
ABC分析を用いることにした」
※上記入門書は、本書のような
具体的な対策事例が少ない。
行動分析学を身の回りのシーンから学習するのに最適
「行動経済学」が流行の中、「行動分析学」にも興味をもつ人が増えてくるのでは?
私もその一人ですが、何か参考になる本はないかと探している中、この本に行き当たりました。
大学のテキストで使われているということもあり、段階を追って理解が深まるように書かれており、
非常に分かりやすかったです。
“タバコが止められない”,“ダイエットが続かない”といった自分自身の行動管理から、
“組織のパフォーマンスを上げる行動マネジメント”まで、“行動分析学”の応用範囲の広さを、
この本から実感できました。
読後、実際にどれだけ“行動”してみることができるかは、読者しだいですが、
この本から行動分析学に基づく何かしらのヒントを得る事は、間違いないと思います。
実践論と学術論を繋ぐ入門書
大学での講義メモや、書評。さらにはビジネス関連書としても紹介されていて、気になっていたが、ようやく入手。あっという間に読み終えた。
印象はまさに入門書。読み手によっては実践論と学術論の混在バランスに違和感を持つケースもあるやも知れない。
幸運にもマッチしたのか、私の場合は、むしろすんなり読むことができた。
ただやはり、学術書(構築された理論を俯瞰するという意)としては、弱いのかな・・・という感触も事実である。
が、入門書とは、こういうものなんだろうとも思う。
とにかく、あるある・・・みたいなケース(時にそうでもないのも内包されてるが)を軸にして、わかりやすく解説する構成は、
まさに講義テキストに採用されるに相応しい内容であり、
また、「個人攻撃の罠」や「ABC分析」といった概念も簡潔で明快である。
さらに、
「企業におけるマネジメントで重要なことは、派生の原理をうまく使って、仕事に関連した刺激や条件が好子になるような環境を構築することである。」
「文系でも理系でも、熟達するためには体育会的な練習が大切であることを、行動分析学の研究は示している。」
「セルフマネジメントに大切なことは、パフォーマンスの記録をとり、ABC分析を行い、標的行動を強化する行動随伴性を探し続けることである。」
といった、実践論的な至言・提言もほどよく配置されており、ビジネス書としての側面でも、私には読後の満足感を得ることができた。
とにかく読みやすいです
行動分析学の入門書としてはなかなかいいと思います。
行動分析をどのように実践したらよいのか
この本は、社会人であれば経験したことのある実例が「行動分析」の眼で書かれています。
死人テストは、新入社員に使ってみると面白いでしょう。
先ずは経営者層、管理職についている方々が読む本です。
読んで損はしませんよ。
費用対効果はバッチリです。
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