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ナレッジマネジメント-創造的な看護管理のための12章
/ 医学書院 / 医学書院 /
あっという間に読み切りました!
看護管理者の方ではないのに、私たちの立場をよく理解して頂き、優しくわかりやすく導いて下さりました。とても読みやすく良くわかりました。困った時の「神本」にして大切に持っていたいと思います。素敵な本をありがとうございました。
繰り返すたびに新しい発見がある本です。
著者看護管理という視点からやわらかい口調でナレッジマネジメントについて語りかけてくれている。だから、一読するとわかったつもりになってしまう。でも、その口調にだまされてはいけない(と思う)。この著者の頭の中には膨大な知識があって、きっとオリジナルの理論が構築されていると思う。こんなアプローチでかかれた看護管理の本はこれまでになかった。「『看護の知』ってこんなふうに捉えることができるんだ!」という新しい発見が読むたびにある。
看護管理ではなく、ナレッジマネジメントの基本書として
ナレッジマネジメントと名の付くもので、一番売れている本のようなので、看護師ではないが手に取ってみた。第1章から第11章までは具体的な実践のための各論であり、看護以外の一般の経営組織論としても読み替えて活用することができるだろう。記述も平易である。
しかし、本書の本質は、それまでの章とは異質な最後の第12章にある。ウィトゲンシュタインの論理哲学論考を彷彿とさせる命題群の論理的な階層によって、認識論を再構築しているように見える。ベースには野中理論があるが、より詳細かつ丁寧、論理的に概念を説明している。拙速な議論もあるが、ナレッジマネジメントに不可欠な概念の議論は、ほぼ網羅されているので、これから「知識」について学ぶ人にとっては、大いに参考になるだろう。より掘り下げた今後の展開に期待して星4つです。
自分に必要なことから読める本
先日、とある看護管理系の研修に出向いた際、
本屋さんで知らない看護職の人から
「この本いいんですよ〜買っちゃいました」と勧められました。
看護系書籍にはないきれいな装丁とすっきりまとまった構成に
思わず衝動買い。帰りの新幹線で読みました。
今までは「はじめに」から読んでしまって最後まで読み切れない私でしたが、
今回は目次から読みたい章から読みました。
「部下を知る」とか「雰囲気をつくる」とか
今の私に必要なことばかり。
途中から読んでもちゃんと解説してあるので、
理解できないことはありませんでした。
最近の看護管理系の本にはない「ちゃんとした本」でした。
どこから読んでも・・・
看護管理では話題になっていると聞き、早速手にしてみました!
「書いたのは本当に看護界の人ではないの?!」と思うくらい、現場に基づいた内容が満載です。
しかもそれらについて、ある現象を取り上げて説明するだけではなく、著者の専門領域でもあるナレッジマネジメントの知識に基づいて説明されているところが、なんとも魅力的な本です。
この本は、決して看護管理者だけに向けて書かれたものではないと思います。
管理ってなんだろう?と思う看護学生さんやスタッフナースの皆さんにも是非手にとって欲しい1冊です。管理が身近なものに感じられるかも。。。
ビジネススクールで教える メンタルヘルスマネジメント入門―適応アプローチで個人と組織の活力を引き出す
/ ダイヤモンド社 / ダイヤモンド社 / グロービス経営研究所 /
管理者向けメンタルヘルスの必読書
普段いろんな人とかかわる中で「感情への配慮」を気にかけているが、ときどきメンタルヘルスについて考えることがあります。そこで本書を読んでみました。
メンタルヘルスを「疾病とその治療」という狭い枠の中で考えるのではなく、職場の対応も含めて改善を図る、「適応アプローチ」という、より包括的な考え方で理解することが必要だと言います。
ストレスを受けやすい6つの性格傾向やストレッサーに対処するための行動(ストレス・コーピング)などの具体例も豊富です。
とりわけ30代のメンタル不調の急増原因を「仕事の量的負荷とコントロールのバランス」と「仕事の目的意識や意味合いの喪失」にあるとしています。前者は、仕事の量的負荷が大きいのにコントロールできる余地が少ない場合、メンタル不調を引き起こしやすいそうです。後者は、目的意識が薄れるとメンタルヘルスに悪影響を及ぼすというものです。仕事の価値や意味合いを自分なりに理解しているかどうかで、同じ仕事の負荷でもストレスの感じ方が変わるそうです。
本書は「基礎編」「状況把握編」「ソリューション編」と分かりやすい構成にとっており、とりわけ企業の管理者には必読でしょう。
産業医・臨床医とは異なる見方
わたしのような病院勤務の精神科医が読んでも、ずいぶん参考になりました。産業医含めて医療者がメンタル不調者を見ると、どうしても診断と治療に関心が収縮してしまいます。
本書の中で戒められている、産業医・臨床医まかせの「医療依存アプローチ」。さらに「産業医は個人のメンタルヘルスを診断するためのプロではあるが、全社的な施策やマネジメントを考えるプロではない。」という耳の痛いフレーズが、新鮮でした。
医師の書いたメンタルヘルス本もいいですが、こちらのほうが現場の問題点がうまく抽出できていて、現場の管理職のかたが実際使えるTIPSなどが多いと思いました。
私の会社では管理職研修で30冊購入し使いました。
わが社も「メンタルヘルス不全者」が増加しています。
精神科、内科の先生にもお願いをしていますが、全然効果は見られません。
しかし「ビジネススクールで教えるメンタルヘルスマネジメント入門」は従来の本と異なり、しっかりした統計データに基づいている良い本でした。
早速、当社の「管理職メンタルヘルス研修」のテキストブックとして使用し、部長、課長から「わかりやすい」「役に立つ」と大好評でした。ありがとうございました。
これぞ企業におけるメンタルヘルスの真髄
ここ数年来、企業におけるメンタルヘルスへの取り組みは盛んになってきたと思います。
考え方の主流は、うつ病の早期発見・早期治療という医学的な対策が中心だったと思います。
純粋に生物学的な原因によるうつ病への対応はこの方法でいいのでしょうが、様々なストレス因によるうつ状態には不十分だと思っていました。
この本はまさにこの疑問に答えてくれるものでした。マイナスをゼロに戻すのではなく、さらにプラスを目指すという意味で、先駆的な内容だと思います。
言われてみれば当たり前ですが、目から鱗です。
専門家に預けていた問題を、自分たちで解決を目指せるような気がしました。
今までに無いメンタルヘルスの良本です。
私の知り合いの会社では管理職がこの本を読んでいます。
うつ病とか専門の臨床心理士とか医者の領域のことではなく、管理職として、会社として、どうしなければいけないかということが満載されておりとてもためになります。
メンタルヘルス研修のテキスト本として使ってみたいと思います。
日常、必要なマネジメントがメンタルヘルスに大きな影響をもつことを学べました。
本当に今までにないメンタルヘルスの良本と思いました。
[改訂版]実践! プロジェクト・マネジメント
/ PHP研究所 / PHP研究所 /
今もっともわかりやすいプロマネ入門書
「忙しくてそんな時間はないよ」
「なるほどおっしゃるとおりだ。でもよく見るとやり直しをする時間はいくらでもあるみたいですね・・・」
本書の後半に出てくるワンフレーズ、実のところこの一文で買ってしまったような感じだったのですが、改めて読み込んでみると、180ページ弱の中にプロマネ成功のためのエッセンスが詰め込まれています。
中には
「人の話をよく聞くには」とか
「何を聞けばいいかわからないときは」
といった年配の人が見たら
「それ社会人としてどうよ?」
といったことにもシンプルかつ的確に答えてくれています。
最近プロマネ関係のセミナーに行くと、どうもテクニックでやり込めようとするような内容が散見されますが、案外こんな基本的なことが見過ごされているのかもしれません。
プロマネ初心者だけでなく、これからプロジェクトというものを学ぶ学生や社会人、何となくプロジェクトを惰性でこなしてしまっているプロマネの方にも、ベンチマークとして手元に持っておくといいと思います。
分かり易いプロジェクト・マネジメント
プロジェクト・マネジメント(PM)に関する著作は、昨今数多く出されているが、この本はPMの重要性から具体的実践方法まで、ポイントを捉えてコンパクトに解説している点で非常に分かり易かった。コンサルタントとして指導の現場で得られた貴重な経験則も盛り込まれた「成功のポイント」(ポイント12の品質・時間・コストの3つのバランスをどう取るべきかについては、プロジェクト推進者は顧客(発注者)の事前了承を得ながら進めていく必要があると思われるが)は、実践的で示唆に富んでいる。今後の普及が期待されるクリティカル・チェーン法についても紹介されており、非常に興味深い。
投資家のためのマネーマネジメント ~資産を最大限に増やすオプティマルf (ウィザードブックシリーズ)
/ パンローリング / パンローリング / 長尾 慎太郎 /
読み手を選びますが良書だと思います
主にシステムトレードで、どういう投資資金管理をすれば資産増加を最大化できるか
という課題について書かれた専門性の高い本です。
数学的な素養がない人(私もそうですが)には内容が少しきついかもしれません。
私の場合はシステムトレードとも現在のところ無縁なのでなおさらでした。
しかもサラっと読めるほど語り口が楽しい本でもありませんし。
でも、投資/投機は全て数のお話ですから、この本に書かれていることは非常に意義深いのは
確かですし、買って損だとも思いませんでした。
通常の資金管理とは意味合いがかなり異なる点注意
本書の内容自体に文句をつけるつもりはありませんが、私たちが通常考えている、そのトレードにどの程度の資金を投入すべきかを考える資金管理とはかなり異なる過程を踏む資金管理法の本だという点に注意すべきです。この本の最大のポイントとなるオプティマルfにしてもその算出過程はかなり曖昧であるし、そのオプティマルfを求めたところで、先物1枚をちまちまトレードしている零細個人投資家にとっては意味のない値ということになります。「本書は先物トレーダーとアカウントマネジャーを主たる読者対象として想定している」(p.276)とありますが、先物トレーダーは、おそらく数十枚から数百枚単位でトレードできるほどのパワートレーダーを想定しているのではないかという印象です。この本の購入検討者はその点十分注意すべきです。
原書の出版が90年代初期だという点も注意点です。現在なら表計算ソフトを使って説明がなされるべきところもCOBOLやFORTLANが用いられていた古めかしい時代のコンピュータ言語のプログラムが延々と紹介されてもいます。その点にも注意してください。
この本は初心者向けではなく、ある程度システムトレードをこなしたトレーダーが次のステップを模索する手がかりとして読まれるべき本だと思います。決してつまらない本ではありませんが、期待しすぎる本でもありません。「本書で紹介する公式は出発点にすぎない。厳密な手法というよりも、定量化問題をどう扱わなければならないかを考えるための手段といったほうがよいだろう」(p.2)と著者が述べている通り、次の段階を「考える」人でないと意味のない本となります。
日本語で出版された投資本の中で最高峰の書物
原書はアメリカで10年前に出版されたもので、後に数学的な誤りを指摘された箇所もありますが、資金を幾何級数的に増やすビンス氏のロジックの本質が揺らぐものではありません。
オプティマルfに関しては多くの誤解があるのも事実です。
例えばTWRが最大となるfの値で運用すると破産するというのがよくある誤解です。
破産するのは期待値が負のシステムにおいてオプティマルfで運用した場合であり、正の期待値を持つシステムで運用した場合、必ずしも破産するわけではありません。
非常に大きなドローダウンがあるだけです。
この大きなドローダウンを破産と捕らえてしまっては、この本の価値は失われてしまいます。
期待値が正のシステムにおいて資金を最大化するにはこの方法しかないのです。
トレードをする人にも、大きな成果を望みたいのであれば、それに見合ったドローダウンを受け止める覚悟が必要になります。
魔法はありません。
ドローダウンを小さく抑えたいのなら運用利回りも小さくなることを受け入れる必要があります。
実際の運用において、どのf値を選択するかは運用者のドローダウンに対する精神的耐久性によって判断するのがいいのではないでしょうか。
本書の最後のほうのページで紹介されている
G=(A^2-V)^(1/2)
は鳥肌ものです。
G:推定幾何平均
A:HPRの算術平均
V:HPRの分散
HPR:1+f(-Profit/WorstCase)
この式はトレードで儲けるための全てを教えてくれます。
A^2がVより大きければ大きいほど成果は目を見張るものがあるでしょう。
Vをいかに小さな値にするか、また公式の中のWorstCaseに過去
の最大損失を使うのか、あるいは他の統計的な数値を使うかで成果は大きく違ってくることでしょう。
びっくり!
ラルフ・ビンスの名前は聞いていましたが、翻訳書が出たときは古い本の翻訳なので、あまり大きな期待もしていませんでした。第1章の「確率過程とギャンブル理論」を読み始めたときも「ああ、よくある解説だろうな」という程度にしか、考えていませんでした。ところが驚き!「ランテスト、Zスコア、信頼度」のところでは「こんなデータの検証方法があるのか」と非常に新鮮な驚きを覚えました。本を読んでそうした経験をすることは余りありません。それだけに私のとっては非常に価値のある1冊となりました。分厚い本書の中には理解できない部分やあまり興味のもてない部分も散見されましたが、システム売買に関して非常に参考になるので、売買システム構築をする方にはご一読をオススメします。
先制型プロジェクト・マネジメント―なぜ、あなたのプロジェクトは失敗するのか
/ ダイヤモンドセールス編集企画 / ダイヤモンドセールス編集企画 /
そこそこですかね。
普通のプロマネ本かと思います。
内容は整理されているので、常識として読む価値はあります。
何とも客観的なコンサルティング的なところが気になりました。
プロジェクトマネージメントはもっともっと人間的な側面があると思うのですが...
何が足りていなかったかを見つける手がかりになりそうな本
いわゆるMBAの勉強をすると、スーパー管理職が1人いて、その人の判断によりすべてが動くようなプロジェクトにはそのまま使えるような内容が書いてあります。
いわゆるプロジェクトマネジメントの本の勉強をすると、大抵のプロジェクトのマネジメントについては書いてあるけど、絵に描いた餅みたいな感触が否めません。日本的な開発(あうんの呼吸だったり、罵倒しあう打ち合わせだったり、ものをはっきり言わなかったり)をするには物足りなかったりします。
この”先制型プロジェクト・マネジメント”の本を読むと、日本的な開発のPMをするのに色々と参考になる情報が書いてあります。それから、プロジェクトマネジメントの勉強はしたけどうまくいかなくて困っている場合、何が足りていなかったかを見つける手がかりになりそうな本です。失敗例から学ぶというところがいいのかも。
一通りPMの勉強をしたあとにこれを読むと、いろいろと実感がわきます。
目から鱗でした!
これすごい!!
かなり研究されて実践に即して書かれている。
ただ、やっぱり実践するのは難しいw
教科書というか
プロジェクトで困ったことがあったときに
理屈で理解するのにも適した本だと思います。
思いこみ?
タイトルを見て、期待したが単なる本人の思いこみの寄せ集めにしか思えなかった。
新しい発見はない。ただ、詳細に現場のことを記載してある箇所は評価できるが、
あまりに表面的で最後まで読めなかった。後悔! タイトルは正直に書いてほしい。
有言実行
長尾さんの本、ようやく読み終えた。去年の10月から、通勤帰りの電車内で少しずつ読みながら、実に4ヶ月近くも読み続けていた。なぜ一気に読まなかったのか?それには訳がある。この本は、プロジェクト現場からの生々しい経験から産み出されていて、とても濃い内容だからだ。プロマネとして過去に十分な経験を積んでいない者が一気に読んでも何も残らないと判断した。そこで、毎日数ページずつ読んでは、自分の抱える案件と頭の中で照らし合わせつつ読み続けた。
著者はこの本を息子達への人生ガイドとして捧げるつもりで書いている。だからこそ、生半可な意思しかもたぬ読者を跳ね返すほどの威力を秘めているのだ。これからこの本を読もうとする者は、鉄の意志を持つ親父に挑戦するつもりで心して読んで欲しい。愛する我が子へ、そして後世へ自らの経験を伝え、人生におけるさまざまな問題の解決に役立てて欲しいと願う著者の父親としての強い行動理念に心から敬意を表したい。
プロジェクトの問題解決において、最後に頼れるのはPMBOKなどのフレームワーク他、諸処の手法、ツールではなく、長尾式行動理念であると確信する。知識は所詮知識でしかない。社会に役立つ行動を実践して始めて知識に価値が生まれる。「有言実行」これが全てである。
生産マネジメント入門〈2〉生産資源・技術管理編 (マネジメント・テキスト)
/ 日本経済新聞社 / 日本経済新聞社 /
生産システムを体系的にまとめた良書には違いないが.
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あえて<2>のレビューを・・・
「文系にもわかる」のキャッチフレーズだが,この<2>こそは「理系」あるいはすでに「技術者」としてメーカーに勤務している人に薦めたいと思う。
こういった会社の中の他分野の業務・システムへの理解を補うことで,本来の専門分野での仕事にも幅ができてくるだろう。日頃業務に忙殺されている(?)「技術者」諸氏が「専門バカ」にならないために,重要なことである。
私は製造業界にいるが,そこでよく言われる大事な要素「ヒト・モノ・カネ」に,ここ10数年では「コト」(私の造語だが,「言」=情報のこと)を付け加えるべきと考えている。この<2>を読むとまさにその「コト」の重要性が浮き上がってくる。(購買管理・労務管理・プロジェクトマネジメントなども,企業オペレーションのためのソフトウェアと考えれば「情報」に区分されるであろう。)
進化するアートマネージメント
/ レイライン / レイライン /
最新版でも・・・
~良書。しかし最新版でもやっぱりミスが多すぎ。美術関係、省庁関係の固有名詞(人)の誤植は命取りでは? 読み進みながら思わず赤鉛筆でチェックを始めてしまうほど。単純ミス以外にも、編集とデザインに方針が定まっていない印象です。シロウトの私でも気になりました。編集とデザイン、再考を。
内容に限って言えば、この分野の人たちがこぞって頼りにす~~る良き本だと思います。次回の版では改善される事をのぞみます。~
理論と実践の乖離、あるいは稚拙なる編集
「古代ギリシアの哲人パスカル」
この本の本論に入って最初の記述である。
この本の積極的意義を認めた上で申し訳ないが、冒頭の1行が価値を貶める結果となっている気がする。
さまざまな事例が紹介され、アートマネジメントの概念の変遷や世界や日本のアートをめぐる現状が広範に記されている。
「アートマネジメントの今」を知るには非常にすぐれた書ではある。
しかしながら、冒頭の1行に端的に示されるように理論的補強、あるいは編集の問題が多すぎる。
蛇足ながらパスカルを説明しておくと、彼は17世紀フランスの哲学者、科学者(圧力の研究で特に名を残す。)で、世間的にはモラリストの括りに入れられることの多い人物である。
このほかにも文化経済学の先駆的研究である"Performing Arts:The Economic Dilenma"の共著者であるボーモルとボーエンをボーモル=ボーエンと一人の人物であるかのように書いていたりする。
このことが著者の実績を傷つけるものでもこの本の本質的な意義を失わせるわけでもない。
しかし、このようなミスが連発されるとどうしても信頼性を欠くことになる。
著者のミスなのか、編集部のミスなのか分からないがあまりにも初歩的過ぎるミスが少なくとも評価の★を一つ奪っている。
繰り返しになるが、最新事例報告としての内容はすばらしいし、実践を目指す人間に対して著作権など法的な側面に対しての指摘もあり、全体的には好著であると思う。
このレビューは初版発行段階で書いたものです。
重版時にミスは訂正されたそうです。
やっと発刊された林容子の本
7年以上前から、日本でアートマネージメントの現状を現場に即して書けるのは林容子しかいないといろいろな人から聞いた!
そして、いろいろな人が彼女に本を書くようにすすめた!
しかし、いつも世界中を飛び回っている彼女は、自分の本を書くため
机に向うことができまかった。
おめでとう!素晴らしい本がやっと発刊されてよかったね!
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